今日のテーブルゲームのある風景は「リトルマイメイド」です。
いわゆる同人ゲームにカテゴライズされるゲームで、先日開催されておりましたゲームマーケット大阪でも販売されていたゲームです。
外国の市販ゲームと異なり、いかにも日本的なイラスト全開なのも同人ゲームの1つの特徴になっているのかもしれません。
この「リトルマイメイド」でも、非常に可愛らしく幼い顔立ちのメイドさん達のイラストが目白押しです。
プレイヤーは屋敷の主人となって、可愛らしいメイドさん達をやとって、メイドさんのやりたい事などにも気を配りながら信頼関係を高めてゆく事を目的としています。
とはいえ、メイドさんは「お仕事」でギルドから派遣されて仕えているだけなので、お給金の支払いが滞る場合はなんの情けもなく好感度がさがりますので気を付けて下さい(笑)。
ゲームとしてはメインボードを中央に配置して、そこにランダムに選択されたアクションカードを配置します。
アクションカードには初級と上級の二種が存在して、最初は初級のカードしか場にならばないのですが、ゲームの途中から上級もならびはじめ、このカードの内容を達成する事で得点である好感度(信頼度)が上昇してゆく事になります。
さらに各プレイヤーには個人ボードがわたされて、そこでは自分が雇っているメイドさん達の能力(掃除、料理、会計、接客)を管理して、ゲーム中なぜかギルドから派遣されているはずの雇用者の自分がメイドを教育して育てなければならない仕様になっています(笑)。
雇ったはずのメイドに教育をほどこして、夢まで叶えてあげなければならないのに、何故かしっかりお給金だけはもっていかれるというシステムになっていて、色々考えさせられる事は多いのですが、まぁ、キャラが可愛いという一点で押し切られてしまうのが日本式なのでしょう(笑)。
ゲームは6ターンで終了するのですが、毎ターン各プレイヤーは自分のアクション駒をメインボードの所定の位置へと配置して、そのアクションを実行する事になります。
基本的にはメイドさんの4つの能力のうちいずれかを上げるか、必要能力が足りているならお金を得るか、または中盤以降登場する上級アクションカードによる効果で好感度をあげていくかの選択肢になります。
所定のターンが経過すると決算が発生して、雇用しているメイドさん達にお給金を支払うのですが、この時必要とするお給金を2倍、3倍はらうと好感度が上昇するというなんとも世知辛いものを感じますが、メイドさんの好感度を上げる為により多くのお金を払うべく収入を大きくしてゆく必要があります(笑)。
こうして、最終的にメイドさん達の好感度がゲーム終了時にもっとも高かったプレイヤーが勝利します。
ゲームのルールはシンプルなもので、何をしてゆくべきなのかが明確ですし、ボードゲームをしていると耳にするワーカープレスメントというタイプのゲームなわけですが、非常に基本的なシステムでデザインされている為あまりボードゲームになれていない方でも十分楽しんでゲームをプレイする事が出来るので非常にお勧めです。
イラストのメイドさん達も可愛らしいですし、アクションカードや各種記号なども可愛らしいものにしてあってプレイ中も華やかです。
メイドさん達の好感度をしっかりあげる為に是非プレイしてみて下さい。
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