今日のテーブルゲームのある風景は「フンギ」です。
2人対戦専用ボードゲームで、プレイヤーは山へと分け入って、キノコ狩りをしつつ、それをバターや蜂蜜酒で味付けしてフライパンで焼いて美味しく食べる事が目的です。
ただ、気を付けなければいけないのが毒キノコです。
もうさわっただけで痛みのあまりそれまで収穫していたキノコをバラバラと落としてしまうほどなので、十分に気を付けて探索しなければなりません。
ラッキーなのは満月の夜で、夜の間は毒キノコに当たる事はなく、さらに獲得したキノコは通常の2倍の量採れるのです。
ゲームとしてはボードを利用しないカードゲームで、プレイヤーはまず手札として4枚のカードが渡されます。
そして、共通の山札から8枚のカードが表にされて一列に並べられます。
この並び順は大切なので入れ替えたりなどはゲーム中を通じて一切やってはいけません。
山札から一番遠い位置の2枚の所に収穫カードを配置してゲーム開始です。
プレイヤーが自分の番がきたときに出来る事は、収穫カードの位置にある2枚のうち一枚を獲得するか、手札から「全て同じ種類」のキノコとフライパンを同時に出してキノコの数に応じた得点を得るか、捨て札置場にあるカード全てを手札に入れる、同じ種類のキノコカード2枚以上をプレイして杖カードを獲得するかなどのうち1つだけを選択して実行します。
とにかく手札に同じキノコを集めて一気にプレイする事が高得点の鍵ですし、この時枚数が多いとバターなどの調味料カードによってボーナス得点を加算する事も出来ます。
そしてフライパンでキノコを料理するには(つまり得点化するには)最低でも3枚の同じ種類のキノコカードをプレイしなければ得点化の行為そのものができないのです。
当然運よく収穫カードの位置に集めているキノコがくる事などめったにないので、ここで活躍するのが杖カードです。
カードを収穫カードの位置から獲得する時に、杖カードを支払う毎に収穫カードから離れた位置にあるカードを獲得する事が出来るのです。
相手の集めているカードをなるべく集めさせないようにしつつ、自分はしっかりと美味しいキノコ料理を食べるべく駆け引きがここで展開します。
さらに満月カードを獲得した場合、夜のキノコカードがランダムではありますが獲得できます。
これは1枚で2枚分となる為、あと一枚同種のキノコカードを加えるだけで得点化出来る優秀なカードとなります。
そして、わすれてはいけないのがフライパンカード。
キノコは異なる種類をフライパンに乗せてはいけない鉄の掟があるので、複数回得点しようと思えばそれだけの数のフライパンを入手しなくてはならないのです。
なんとも独特な、というかリアル系のキノコのイラストが印象的なゲームで、ちょっとこんなキノコ食べれないだろう、と思いながらフライパンと一緒にプレイします(笑)。
シンプルなルールでありながら、なかなかどうして駆け引きが熱いですし、運の要素ももちろんあります。
気軽に出来るゲームですので是非プレイしてみて欲しいと思います。
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