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テーブルゲームのある風景「世界で一番の国」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「世界で一番の国」です。
 このゲームでは現実に存在する世界中の国々のデータがカード化されていて、それをつかってゲームを楽しんでいくことが出来るようになっています。
 
 ゲームとしては毎ラウンドプレイヤーに所定の枚数のカードが配られて、各プレイヤーはそれを自分の手元にあるバーの上か下かに裏返しにして手札の全てを配置してゆきます。
 バーには人口、国土面積、標高、気温、GDPなど様々な項目があり、各カードにも同様にその国におけるデータが表記されています。
 そして、バーの上下に配置する場合には今回のラウンドで上に配置したならその数値が最高値であるように、下に配置したなら最低値である事を目的とするのです。
 全員が配置したなら各項目ごとに全プレイヤー同時にオープンします。
 例えば人口の項目の上にカードを配置したプレイヤーは全員オープンする、といった具合です。
 各項目の上下のスロットには1枚づつしか配置できないのですが各項目に対して配られるカード枚数は少なくなっていてすべてのスロットにカードが配置出来るわけではありません。
 出来ればライバルは少ない方がよいのですが、中々そうもいきません。
 さて、上に配置したカードであれば、その項目の各カードの数値を比べてもっとも大きいプレイヤーが、下に配置したカードあれば各カードの数字を比べてもっとも小さいプレイヤーが、今オープンされたすべてのカードを獲得します。
 カードを獲得出来たなら、カードにはアジア、アフリカ、ヨーロッパなどおおざっぱなエリアも表記してあるので、それ毎に手元にカードをわけておくか、裏返してまとめるかを選択します。
 ゲーム終了時に裏にしたカードは全て1点になり、エリア毎にわけたカードについてはそのエリアでゲーム終了時にもっともカードの枚数を獲得していれば1枚1点となります。
 つまり裏にすれば確実に点数になるのに、エリア分けすると不確実になってしまう上に獲得出来る点数は1枚1点と変わらないので、基本的には裏にしてしまった方が良いのですが、カードを獲得した場合、その全てを裏にする事は出来ないルールになっているため、どうしてもエリアでの枚数に勝ちたくなってきます。
 基本的なルールは本当に簡単で、各カードの数字を比べて、特定のエリアだけを重点的に獲得する(とはいっても他のプレイヤーのエリアを特定出来ないのでここは運になってしまいます)というシステムで誰でも出来ると思います。
 しかし、このゲームの楽しみはその部分よりもむしろ様々に登場する世界各国のデータです。
 失礼ながら知らなかった国や、標高が高い、または人口が多いまたは少ないなどといったデータを見ながらプレイする為、非常に盛り上がります。
 どの数字で勝負にいくか、どの国のどの要素ならば勝てるのか、是非プレイしてみてご自分で確認してみて下さい。

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