今日のミニチュアモデルはミニチュアゲーム「ウォーハンマー40000」より、遥か外宇宙からの侵略者「ティラニッド」に属する巨大生物「エクゾクライン」です。
ウォーハンマー40000では星系間戦争をテーマとして物語が無数に用意されていて、基本的にはテラを主星とする人類であるインペリウム(帝国)の視点から物語は語られていて、版図をひろげてゆく上で遭遇した様々な異星人や文化、怪物達などが登場します。
ティラニッドもそうした勢力の1つなのですが、約18勢力登場する中で完全に異質な存在で、パワードスーツ、ビーム兵器、宇宙戦艦、グラブタンク等々まさにSFの中にあってあらゆる機械をもたず、生体兵器のみ、怪物と怪獣のみで構成された勢力で、星々の海すらもバイオシップと呼ばれる生物的な宇宙艦の大群で渡ってきます。
その思想や文化は全くの不明で、バイオシップの大群で侵攻し、その侵攻ルート上にある惑星の生物資源(これは動物や植物を問わず全て)を貪り食ってその養分を何もかも吸い上げて次の惑星に向かうという行為を繰り返している完全なる全ての種族にとっての敵なのです。
交渉も意思疎通も出来ず、降伏も略奪もなく、ただひたすらに生命を抹殺しつづけてどこからきてどこに向かうのかすらも分からない存在なのです。
写真のエクゾクラインはそうしたティラニッドの中での大型個体種で、体内で作り出したプラズマエネルギーを砲塔のように見える寄生生物から射出する事が出来る個体で、戦車よりも大きい巨体による生存率とその巨躯によって繰り出される攻撃は接近戦においても十分すぎる脅威であり、かといって離れるとプラズマキャノンの掃射を受けるという非常に厄介な存在です。
ゲームでもそれはキチンと表現されていて、生半可な機関砲では有効ダメージはほとんど期待出来ず、対戦車砲などを用意する必要があります。
また中間距離での射撃戦はエクゾクラインのプラズマキャノンの最適距離な為壊滅的な打撃を受けるリスクが上がってしまう事から、エクゾクラインに対抗するなら長距離からの支援攻撃や、攻撃機などの航空戦力からの対地攻撃を主体にする必要があります。
というかそうしない限り手ひどい損害を受ける事になるでしょう。
写真のモデルは実は前足の部分を他のティラニッドのモデルから持って来ており、色合いといいい本当に素晴らしいオリジナルの作品になっています。
ウォーハンマーではこうしたオリジナルの改造をメーカーサイドが強く推奨しており、毎月発行されている専門雑誌(日本語版でフルカラーですので個人的にすごくお勧めです)でもキットバッシュとして毎月紹介されているくらいです。
ウォーハンマーではこうした世界に1つしかない、いってみればどんな限定品よりもレア度が高いオンリーワンをつくりだせて、しかもそれが戦場で駆ける姿を自分で楽しむ事が出来るのも大きな魅力だと思います。
「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、エイジ・オブ・シグマーといったミニチュアモデルの販売をしております。
これらについては独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。
ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。
またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。
そして、店内ではこうしたモデル達を使用したミニチュアゲームの無料体験プレイも随時受け付けておりますし、普段からプレイ出来るようにプレイングスペース(ジオラマのような戦場になります)をご用意しております。
見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。
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