今日のテーブルゲームのある風景は「クアドロポリス」です。
プレイヤーは街の区画担当となって、様々な建物を効率より区画ごとに誘致して建築して、より美しく効率性の高い街をつくる事を目的とします。
ゲームとしては各プレイヤーは自分用の個人ボードをもって、ゲームをスタートするのですが、この個人ボードには建物タイルをおくスペースが碁盤の目のように8×8のスペースでならんでいて、さらにそれを大きく4区画(つまり1区画は2×2のスペースとなります)に分かれています。
そして1~4までの数字が振られた建築家タイルが各プレイヤーに渡されます。
メインボードについては5×5のやはり碁盤の目のようなスペースが用意されていて、そこにランダムに各ターンの開始時に都市タイルを1枚づつ配置してゲームが開始されます。
手番はスタートプレイヤーから時計回りに順番がまわり、手番がきたプレイヤーは自分が持っている1~4までの数字のついた建築家タイルをメインボードのいずれかの辺に配置します。
この時、すでに配置してある他の建築家タイル(自分、他のプレイヤーをといません)と同じ場所に配置する事は出来ず、さらに直前の手番で獲得された建物タイルのマスと列と行でかぶっている十字のラインに配置する事も出来ません。
そして、その辺からみて、建築家タイルの数字だけ中にむかって数えた場所の建物タイルを入手して、すぐさま自分の個人ボードに配置するのですが、この時に配置した建築家タイルの数字のある列か行にしかその建物タイルは配置する事は出来ないのです。
二重の意味で自分がプレイする建築家タイルの数字が重要になってくるのですが、各ターンにプレイヤーは4回アクションがまわってくるので、順当にいけばその1~4の建築家タイルは全てプレイする事になるわけです。
状況とのこしてある建築家タイルの数字次第では、手番がきても建物タイルを獲得出来る位置に配置出来ないという事も起きるわけです。
全員が4回の手番がおわったなら、メインボードのタイルは残っていれば全て破棄されて、次のターン用のタイルがランダムに配置されます。
もちろんこの時に建築家タイルも各プレイヤーの手元にもどってきます(逆に言えばこの時まではもどってこないのです)。
これを1ターンとして、全4ターンプレイしたならばゲームは終了します。
ゲームが終わりましたら、各プレイヤーの個人タイルを確認し、集合住宅の階層を積む、商店タイル上にお客様駒を置く、港タイルを縦横に連続させるなどといった得点獲得の条件が各都市タイルの種類ごとにきまっていますので、それを集計します。
もっとも得点が高いプレイヤーが勝利となります。
パズル的な要素の強いゲームですが、比較的自由度も高く、手詰まりになる事がまずない事などからボードゲームにあまり慣れていない方でも箱庭的に自分の街をつくるのが好きな方ならぜひオススメしたい良いゲームです。
ちなみにボードゲームになれたプレイヤー同士でやると、他のプレイヤーのタイル獲得を潰しあう非常にシビアなゲーム展開となり、これはこれで好きな人にとってはたまらない展開になるのでお勧め出来ます。
どちらにしても是非プレイしてみて欲しいゲームと言えると思います。
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