今日のテーブルゲームのある風景は「ロールプレイヤー」です。
このゲームはTRPGなどのキャラクターメイキングの部分だけを抜き取ってゲームにしたようなノリで、テレビゲームのオールドプレイヤーさんならウィザードリィのキャラクターメイクに夢中になった経験があるでしょうし、TRPGなども昔からあるシステムだとキャラメイクそのものが楽しめてしまうダンジョンズ&ドラゴンズやトラベラーやそれにつらなる作品などのキャラクターをつくる工程そのものに、その後の冒険が想像出来て楽しめるものになっているTRPGに夢中になった事がある方もいるのではないでしょうか。
この「ロールプレイヤー」ではそうした楽しみをボードゲームにしてあるのです。
ゲームとしてはますプレイヤーは種族を選択します。
この段階で人間、エルフ、ドワーフなどのファンタジーではおなじみの者たちからドラゴン人、カエル人など元ネタを語りたくなるものなどが選べ、選んだ種族のキャラクターシートを受け取ります。
そしてゲームの目的とも言える「職業カード」「設定カード」「アライメントカード」が配られます。
これら3種類のカードは各プレイヤーの目的カードになっていて、指定された条件を満たす事で得点する事が出来ます。
キャラクターシートには筋力、敏捷、耐久、知力などいかにもという能力値が6種類ならんでいて、各能力値につきダイスを3個配置出来るくぼみが作られています。
プレイヤー人数に応じた6面体ダイスを袋から取り出してふって、出目を変えないようにそれぞれ好きな能力値のくぼみに配置して、それがスタートの能力値となります。
ダイスは6色あって、「職業カード」によって各能力値の目標値が決まっていて、配置したダイス3個の出目合計がそれを満たしていたなら得点となります。
また、「設定カード」によって6つの能力値の特定の場所に指定された色のダイスを配置できたならば得点となり、「アライメントカード」ではゲーム中購入する商品カードによって上下左右に移動して、ゲーム終了時の位置によって得点がきまるシステムになっています。
ゲームが開始されたなら、まず親番のプレイヤーがプレイヤー人数に応じたダイスを振って場にならべてある買い物順カードの上に1個づつ配置して、親番プレイヤーから時計回りに1個のダイスがのった買い物順カードをとって、その上にあるダイスをキャラクターシートに配置します。
6つの能力値のいずれかにダイスを配置するのですが、ゲーム中ではダイスを配置する毎にその能力値特有の効果を発揮させてもよく、キャラクターシートに配置済みのダイスを裏返したり、入れ替えたり、振り直したりなど能力値ごとに様々な能力が規定されています。
そして、買い物順カードによってきまった順番で、買い物カードを戻しつつ、場にならんだ商品カードを購入して、そのカードを効果を活用してゆきます。
これを繰り返して、最終的にはすべての能力値の3個づつのダイスが配置されてゲームが終了し、目標として設定されていたものをどれだけ達成したかによって得点が加算されてゆく事になります。
テーマがキャラクターメイクなので、昔ながらのTRPGシステムが好きな方にはなじみ深いですし、ルールもけして難しいものではありません。
ボードゲームが初心者の方でも十分楽しんで頂けているゲームですので、魔王の森に来られた時には是非プレイしてみて下さい。
ゲームがおわった時には素敵なキャラクターが出来あがっていますので、みんなで今後自分のキャラクターがどんな冒険をしたのかを話すのも面白いと思います。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
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※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。
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