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テーブルゲームのある風景「ホンシュー」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「Honshu(ホンシュー)」です。
 なんとも独特のパッケージ絵のゲームだと思うのですが、パズル的な内容のカードゲームです。
 プレイヤーは土地管理人となって、自分の土地により良い街を開拓し発展させてゆくことを目的としています。

 ゲームとしては写真に写っているような6マスに区切られてそれぞれのマスに家や池や森などの絵柄が入っていて、ちょっと分かり難いのですがカード上部に数字が表示されている土地カードをよくきって、各プレイヤーに裏のまま6枚づつくばります。
 スタートの土地として決められている6マスに区切られた土地カードを各プレイヤーは1枚づつもらい、自分の前に表にして配置し、ランダムに手番を決めて、1からの数字が印字されている手番カードをそれぞれ受け取ります。
 ゲームが開始されたなら手番カードの番号順(つまり席順とは関係なく)に手札から土地カードを1枚表にして中央に出します(この段階の土地カードは誰がプレイしたかに関係なく並べられます)、この時大事なのは印字されている数字で、その数字の大きい順に次のフェイズからの手番が決定されます。
 この時、自分の場に配置してある土地カードに資源があるなら、それを中央に出した土地カードに1つのせて、数字を+60する事が出来ます。 
 だれかが+60した以降はそれ以降のプレイヤーは自分がカードを出すときに「最初に宣言したプレイヤーと同じ資源を払うなら」やはり+60する事が出来ます。
 こうして全プレイヤーがカードを1枚づつ出したなら、その数字の大きい順に手番カードを入れ替えます。
 新しく決定した手番順で、中央にならんでいる土地カードを1枚づつ各プレイヤーは選んで獲得し、それを自分の場の土地カードに加えて配置します。
 この配置のルールがなかなか面白くて、新たに配置するカードはその6マスのいずれかが、すでに配置してある自分の場のカードのどれかのカードに重なってなければならない、というルールになっています。
 場のカードの下に入れる形でも良いですし、上に重ねる形でも良いので、6マス中最低1マスが重なっている事がルールで、極端な話まるまる上に重ねても、まるまる1枚下に隠してもかまいません。
 ただし、マスのうち池の絵柄のマスは隠すように配置する事は出来ないルールになっています。
 これをあと2回繰り返して、手札が3枚になったなら、ここで全プレイヤーが手札を左のプレイヤーに全て渡して、また同じ事を今度は手札なくなるまで繰り返します。
 その後もう一度6枚のカードが改めて配られて、3枚プレイしたら残りの3枚を今度は全員右側のプレイヤーに渡してから手札がなくなるまでプレイしてゲームは終了します。
 こうして各プレイヤーの場には最初に配置してある1枚に、6+6の12枚のカードが加えられた合計13枚のカードがどこかが重なりながら配置されているハズですので、その上から見える部分のみをカウントして得点計算してゆきます。
 得点はもっとも多く縦横につながっている家マスのエリア内の家マス1つにつき1点、森はどこにあろうとも1マス2点、池は縦横に繋がっているエリアをそれぞれ別個に見て、そのエリア内の池マスの数-1(つまり池マスが3マスならば2というように)の数×3点を各エリア毎に計算するといったように点数になる並び順が決まっているので、それにしたがって計算して合計点を算出して、その点数がもっとも大きいプレイヤーが勝利します。
 実際プレイしてみると直感的で分かり易いルールですので、ボードゲームにあまりなれていない方でもプレイしやすく、言ってみれば上手に点数がとれるようにパズルをしてゆくゲームですので、パズルが好きな方ならとても楽しめるゲームだと思います。
 手番順を決める時の数字のやりとりや、途中で手札を隣に全部まわしてしまう部分や、資源をゲーム終了時に得点化出来るのですが、そういった部分などの考えどころも用意されていて、とても良いゲームだと思います。
 是非プレイしてみてほしいゲームです。

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