今日のテーブルゲームのある風景は「航海の時代」です。
プレイヤーは商業船を操るオーナーとなって、ゆく先々の島での特産品を集めて貿易を行い、島々に対する発言力を高めて利権を獲得してゆくというもので、7つの島を巡って他のプレイヤーと競います。
ゲームは所謂同人ゲームなのですが、しっかりとした木の箱にはいった中々趣のあるデザインで、7つの島に見立てた7枚のカードを広げます。
中央の島が最初の島であり、ここだけは不動なのですが、周囲の6つの島(カード)はいくつものカードが用意されていて、その中からランダムに選択して並べられるので、毎回違ったマップが用意される形となります。
プレイヤーは自分の駒である帆船駒をそれぞれ中央の島に置いて、手元に8つの利権駒、そしてついたてを持ってゲームをスタートします。
自分の手番では中央の島にいるなら6つのどの島にでも出る事が出来るのですが、この時帆船駒の向きで時計回りにめぐるのか反時計回りに巡るのかをしめす必要があります。
周囲の島にいるなら帆船駒の向いている方向に2つまでの島を進む事が出来ますし、中央の島にもどる事も出来ます。
その場にとどまる事が出来ない制限となっていますし、お金を払うとさらに先へと進む事も出来るようになっています。
さて、そうして進んで止まった島で得られる特産物を獲得します。
それはお金、食料、資材といったものをそれぞれチップとして獲得するか、または自分がもっているチップを他の種類のチップと交換するといった形になる島もあります。
それらをした後で、その島ごとに指定されているお金、食料、資材を支払う事でその島に利権チップを配置するが出来ます。
そうすると、以後その島に止まると獲得出来る特産物がより多くなっていくとともに、手持ちの利権チップをいずれかのプレイヤーがなくした時にゲーム終了の笛が鳴るといったゲーム終了の基準にもなっています。
ゲームが終了しましたら、各島に配置してある各プレイヤーの利権チップの数を比べて、島ごとにどのプレイヤーがもっとも多いかをチェックして、最も多く配置しているプレイヤーに、島ごとに表記してある勝利点が入り、それらを合計してもっとも多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
資源を獲得しつつ他のプレイヤーの動向をみつつ各島の陣取りをしてゆくわけなのですが、資源チップがついたての裏に隠れているのでどの島の所有権をどのプレイヤーが狙っているのかが不透明で、後半の利権チップの配置はかなり駆け引きがあって面白いゲームです。
4人くらいで友人同士でプレイするとかなり盛り上がるのではないかと思いますので、是非プレイしてみて下さい。
【今週末13日のイベントのご案内】
今週末の8月13日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」としてシェトワ白揚文具館二階Aホールでミニチュアゲームとボードゲームのイベントを開催致します。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
「テーブルゲーム倶楽部」とも同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しておりますので自由に遊んで頂けます。
当日は「ヴァレッタ」「センチュリースパイスロード」「ムラーノ島」「地獄の釜」「ベガス」「イムホテップ」「ファーストクラス」「十二季節の魔法使い」「エルドラド」「ヴィティカルチャー」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は基本ルールの全面改訂によって、より気軽にゲームをプレイ出来るようになりました。
イベントでは新ルールにおける注意点やアーミーの組み方やルールなどの質問も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお声掛けして下さい。
もちろん、テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡頂けますとよりスムースに体験プレイをして頂けますので、どうぞよろしくお願い致します)。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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