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テーブルゲームのある風景「ヨーヴィク」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ヨーヴィク」です。
 プレイヤーはヴァイキングの一団を率いる長となって、交易にせいをだしながら一年をすごす事を目的としますが、季節ごとに襲ってくるピクト人の脅威から仲間を守らなければなりません。

 システムとしては、ゲームボード上に毎ターン開始時にプレイヤー人数に応じた枚数のカードが並べられます。
 それぞれのカードには直接点数になるもの、ピクト人に対抗する戦士、ゲームを有利にする様々な効果をもったカードなどがあります。
 プレイヤーは自分の駒を4つ持ち、手番順に欲しいカードの下にマス目があるのでそこに配置するのですが、後手番の人も同じカードが欲しいのであれば、まるで商品に行列するように先手番の人が置いた駒の後ろに自分の駒を配置していって良いのです。
 全員が自分の駒を置き終わったならば、今度は実際の購入ステップになります。
 カードに対して先頭に立っている駒のプレイヤーが、その列に並んでいる人数分のコインを支払ってカードを入手するか、諦めてその自分の駒を手元に回収するかを選択します。
 もし諦めた場合、二番目に並んでいた人に購入する権利がまわってきて、やはり同じように並んでいる人数(さっきよりは一人少ない訳です)分のコインを支払うか諦めるかを選択してゆくという手順を繰り返します。
 資金の関係や、そもそも駒が置かれなかった為にどのプレイヤーのものにもならなかったカードはターンの終了時にすべて捨て札となり、次のターンの開始時には再び新しいカードが山札からめくられて配置されるという手順となります。
 コインの入手方法が非常に限られたゲームになっている為、プレイすると常に資金難にみまわれて、どのカードを優先的にとりにいくのか、そして出来るだけ安く入手出来ないものかと他のプレイヤーと駆け引きをしていくのが楽しいゲームです。
 実はこのゲームは「倉庫の街」というすでに随分前に発売されたボードゲームを同じデザイナーさんがセルフリメイクしたものなのでが、要素がかなり増えてしまってやや分かりにくくなってしまった感が個人的にはありません。
 「倉庫の街」に比べて面白いシステムが1つ追加されているのですが、それだけを追加して、他の細かい要素は追加しない方がよかったような気がするのがやや残念な気持ちになってしまいます。
 とはいえ、駆け引きが非常に面白いゲームですので、是非プレイしてみてほしいと思います。
 「倉庫の街」も「ヨーヴィク」も両方魔王の森にはございますので、もし良かったら両方プレイして比べてみるなんていかがでしょうか。

 「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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 お一人様一日500円で、店内にある約450タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます。
 ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がない方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合には遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、どのゲームを遊んでみれば良いかといった相談も喜んでお受けいたしております。
 もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
 お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
 ※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますので、魔王の森ではミニチュアゲーム以外の販売はしておりませんどうぞご了承下さい。

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