今日のテーブルゲームのある風景は「ハート・オブ・クラウン:フェアリーガーデン」です。
ゲームのテーマとしてはファンタジー世界のある国においてプリンセスの中からプレイヤーは一人を選んでその後見人となり、直轄領や継承権の認可をとりつける為の人脈をつくりあげて、自分が推挙するプリンセスを女王の座につける事を目的とします。
ゲームとしてはいわゆるデッキ構築型と言われるもので、デッキ構築という遊び方は随分前からありましたが、ドミニオンというゲームによってゲームシステムの中に取り入れるスタイルが一気に流行り、ひとつのジャンルを生み出したと言えると思います。
基本的には各プレイヤーには内容がまったく同じ初期デッキとよばれる山札がそれぞれ渡されて、場に並んだカード群の中から適時カードを購入して自分のデッキを充実させてゆくタイプのものです。
この「ハート・オブ・クラウン」でも同様の基本システムをもっているのですが、ちょっと変わっているのが場に並ぶカードは初めから固定されているのではなく、それ専用の山札が作られていて、そこからめくられてきたカードによって多少変化していくスタイルをとっている事です。
カードの種類は10種類各5枚+1種類1枚(プレイ人数によっては2種類各1枚)をもって山札となり、よくシャッフルされた後に1枚づつ引いて場札として並べるのですが、この時同じ種類のカードは重ねて配置され、8種類ならぶまで引き続けます。
ですので3(または4)種類は場に配置される事はないというわけです。
これはゲーム中でも場札のカードが7種類以下になったならば8種類になるまで同様の手順を繰り返す為場札のラインナップは多少変動し続けるという事になるわけです。
この場札のランダム性がこの「ハート・オブ・クラウン」の大きな特徴だと思います。
また、プリンセスの後見人になるというテーマにそって基本6人いるプリンセスの中から一人を選択して自分の場に配置するのですが、その選んだプリンセスによって様々な特殊効果が用意されており、それもこのゲームにおいてプレイに変化をもたらしてくれます。
国産ゲームである為カードイラストも日本的には馴染み深いタッチの可愛らしいものが多く、全体的に軽めでポップなゲームという事が出来ると思います。
ルールもさほど難しくなく、場札の並びにランダム性がある事から運の要素も適度に入っており、あまりゲーム慣れしていない方でも気軽に遊ぶ事が出来ると思います。
デッキ構築型と言われるタイプを初めてプレイされる方などに特におすすめしたいゲームです。
【週末のイベントのご案内】
今週末の2月12日の日曜日は「魔王の森・ゲームデイ」としてシェトワ白揚文具館二階Aホールでミニチュアゲームとボードゲームのイベントを開催致します。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は800ポイントから1500ポイントを中心にプレイされていますし、戦場の推奨サイズが従来よりも小さくなった事からよりエキサイティングかつ手軽に楽しめるようになっております。
テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡頂けますとよりスムースに体験プレイをして頂けますので、どうぞよろしくお願い致します)。
また「テーブルゲーム倶楽部」とも同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しておりますので自由に遊んで頂けます。
当日は「盗賊都市」「レイルロードレボリューション」「オケアノス」「トレジャーハンター」「ヴィティカルチャー」「ハート・オブ・クラウン」「オルレアン」「スカイアイランド」「パレード」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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