今日のテーブルゲームのある風景は「トゥーリアの踊る塔」です。
プレイヤーはファンタジー世界の冒険者の1人となって、王国を巡り、姫(女性プレイヤーの場合は王子)との結婚の為に想いの証と王への持参金を集めます。
ゲームとしてはボードの四隅にある塔の各面に1つづつアクションが描かれていて、プレイヤーボードを囲むように座り、自分の方に向いている面のアクションのみ選択することが出来ます。
アクションには刀鍛冶や魔術師、商人、森の妖精や泉の妖精、盗賊やドラゴンなどなど様々なものがあります。
そして、選択したアクションが描かれた塔を自分の手番に反時計まわりに90度回転させるのです。
こうする事で他のプレイヤーが見えている面も変化し、自分にとって最適のアクションをするのか、やや効力は弱いけど相手の最適解を妨害するのかといった選択に悩むことになります。
他のプレイヤーを邪魔するだけでは当然勝てませんし、かといって自分だけが得をするプレイというのもありません。
ボードの王国地図を回って選んだアクションが出来る場所に移動する必要があるのですが、この時に宝石鉱脈のマスを通ると宝石を手に入れる事になります。
宝石は無くなったら随時専用の袋から補充するのですが、黒い宝石だけは呪いの宝石としてこの王国では嫌われており、これを手に入れてしまうと手元からなくしてしまわないと結婚は出来ません。
また通常の宝石はお金やハート(想いポイント)になり、お金を7コイン、ハートを7個集めなければ結婚出来ないので欲しいものではあるのです。
そうした事からこのゲームでは目的地までの最短ルートを通る必要はないというルールになっており、同じ道を通らなければどれだけ遠回りしても複雑なルートをたどろうともかまわないという事になっているのです。
ただし、3マスはいつでも進めるのですが、それ以上は1マスごとに1コインが必要となります。
そしてこのゲームの非常に面白いところとして、コマは全員で1つを共有するのです。
ですので自分の移動先によって他のプレイヤーの行動にも影響が出てくるという形になっています。
3人くらいで遊ぶのが丁度良く、ゲーム自体も非常にシンプルなルールで時間も比較的短く遊ぶことが出来ますので、是非、プレイしてみて下さい。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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