今日のテーブルゲームのある風景は「アクアスフィア」です。
プレイヤーは海底基地での調査を任務として、研究施設からミニロボット(ボット)をプログラムして、それを出発させる事で調査を進行さてゆきます。
ただ、海底には謎のタコボットなる存在が調査の妨害をしにやってくるので、それを撃退するか、やりすごすかしなければなりません。
ゲームとしては実はおおまかに二種類のアクションしかしないゲームで、「ボット君にプログラムをする」か「ボット君を起動させてプログラム通りのアクションを行う」かです。
とはいえ、最初の「ボット君にプログラムをする」というのが曲者で、6種類のアクションがあるのですが、それは自由に選べるのではなく、サブボードとなる指令室に2つづつの組合せになっているセットのどちらか片方を選んでプログラムするのです。
つまり基本的には6つのアクションのうち3つしか毎ラウンド選べないという事になります。
そしてプログラムされたボット君駒は自分用の個人ボードの所定のプログラムマスに配置されます。
その後「ボット君を起動させてプログラム通りのアクションを行う」によって、そのボット君はメインボードである海底基地へと配置されます。
海底基地は写真の通り6つのセクションに分かれていて(中央はラウンドカウンターとなっています)、そのいずれかのセクションの中央にボット君を配置する事になります。
ラウンドの終了時にはこの6つのセクションの占有によっても得点が確保出来るので、陣取りの要素も混じっているという事になります。
とにかく得点要素が多く、それらのどれが効率が良いかも判然としない為、最初にプレイする時はなにをプレイして良いか分からないくらいです(笑)。
でも、ゆっくり一回プレイすると案外簡単にゲームの流れは把握出来るので、ちょっとパズルチックな手順を楽しめる方でしたらすごく面白いと思います。
たまに最初プレイで楽しめないゲームは評価出来ないという方もいるようですが、大量のボードゲームを抱えて毎回違うゲームをやるようならばそれも一つの考え方かもしれませんが、一般的には一つのゲームを購入したら何度もそれを楽しむのもボードゲームの素敵な楽しみ方です。
そういう観点からすれば、何度もプレイして、プレイする度に次はどうやれば良いのだろうと考えさせて楽しませてくれるこの「アクアスフィア」は素晴らしいゲームだと思います。
とはいえ、ルールを知っている人に最初は説明してもらいながらプレイする方が良い、ちょっとややこしい部分があるゲームである事は確かなので、興味のある方は是非魔王の森(ボードゲームのサークルさんなどでも良いですし、要は最初に説明してくれる場でという意味です)でプレイしてみて下さい。
そういった面倒な手順の効率を考えるのが好きなタイプならばきっと楽しめると思います。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
お一人様一日500円で、店内にある約450タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます。
ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がない方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合には遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、どのゲームを遊んでみれば良いかといった相談も喜んでお受けいたしております。
もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
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※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますので、魔王の森ではミニチュアゲーム以外の販売はしておりません、ご了承下さい。
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