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テーブルゲームのある風景「キングスポートフェスティバル」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「キングスポートフェスティバル」です。
 昨今消費アイテム的に流行った感のあるクトゥルフ神話をテーマにしてあるボードゲームですが、実際にはこうした流行りものになるちょっとだけ前に出ているもので、それがゆえに旧来のグロくて親しみ難い(褒め言葉です(笑))イラストと陰惨な雰囲気のボードイラストになっている、そういう意味では雰囲気のとてもよくでているコンポーネントと言って良いと思います。
 
 ゲームとしてはプレイヤーは邪教の信者、それもそれなり以上の立場のある者となって、キングスポートの街に自分の組織の邪悪な魔の手を浸食させていくことを目的としています。
 毎ラウンド開始時にダイスを3個ふり、スタートプレイヤーから20種類も用意されているクトゥルフ神話体系の超有名どころの神話生物達に祈りをささげる行為として、それぞれに設定されている数字になるダイスの出目を配置してゆきます。
 この時、3個のダイスをいくつ使ってもよくて、振った3個のダイスの出目が3,3,3だった場合、全部合計して9番のノーデンスに祈りを捧げても、1個だけ使って3番のミ=ゴに祈りを捧げた後、次の自分の手番にまだ空いていれば2個のダイスを合計して6番の闇をさまようものに祈りを捧げても良いのです。
 そして、さきほど「まだ空いていれば」と言ったのは、プレイヤー全員を通じて同じ番号を使う事は出来ないというルールがあります。
 つまり、先ほどの例でいえば、誰かが6番にダイスを配置してしまったら、もうそのターンは6番は使用出来ないのです。

 こうしてダイスを全プレイヤーが配置し終わったならば、各神話生物から恩恵があたえられると共に正気度が失われています。
 この正気度は0になってもゲームから脱落する事はないのですが、その後勝利点を失っていくので注意が必要です。

 恩恵をさずかったならばそれを利用してついにキングスポートの街に繰り出して浸食を開始します。
 教団の隠れ家である家をスタートとして、墓場、図書館、港などなど自分の支配下におさめていって下さい。
 これらの地域を支配すれば得点とともにさまざまなサポートを受けられるようになります。
 ここまでが1ターンで、これを12ターン行い、どのプレイヤーが一番得点を獲得したか、つまりキングポートの街を支配したかで勝敗が決まります。

 でも気をつけて下さい。
 みなさんの崇高なる意志を理解出来ず、正義とやらをふりかざす探索者たちが襲撃してくるのです。
 彼らから教団を守る為に戦力を蓄えて撃退に努めて下さい。
 そうでないと折角苦労して支配下にした地域が奪回され失われてしまうのです。

 こうして、悪側の苦労が味わえて流行りのクトゥルフ神話をテーマにしたゲームですので、クトゥルフファンであるならタシナミとして是非プレイさけてみてはどうでしょうか。
 そうでなくても、ゲームとして非常に面白いので、是非シナリオなどの追加要素を楽しんでほしいと思います。

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