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テーブルゲームのある風景「ヘックメック」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ヘックメック」です。
 21から始まるかなりしっかりとしたつくりの白い牌をダイスを使ってとりあってゆくシンプルかつ盛り上がれるゲームです。
 ダイスは専用の6面体を使用して、6の目の場所には赤い芋虫が描かれています。
 プレイヤーは自分の手番がきたら8個の専用ダイスをいっぺんに振ります。
 そして、出た出目の中から好きな出目を1つ選んで、その出目のダイスをすべて取り除きます(とり除く時は出目を変えないように気を付けて下さい)。
 例えば、8個の出目が「1、1、2、3、4、4、4、5」となっていた場合、4の出目を選んだなら3個のダイスを取り除き、2や3や5を選んだなら1つのダイスを取り除く事になります。
 そうしたら、ダイスを振るのをやめるか、または残ったダイスを全て振ります。
 ダイスを振ったなら、出た出目からさっきと同じように出目を1つ選んで取り除くのですが、この時すでに選んでいた出目は選択出来ないのです。
 もしも選択出来る出目がなかった場合はチャレンジ失敗で、手番はそれで終了する上に、中央の場の牌のうち最も高い数字の牌を裏返し(その牌はもうゲーム中に使用される事はありません)もしも自分がすでに牌を獲得していたなら中央の場に戻さなくてはなりません。
 このチャレンジ失敗については、ダイスを振るのをやめた時に「取り除いてあるダイスの中に芋虫の出目がない」または「取り除いたダイスの出目の合計が中央の場の一番小さい数字よりも小さく、また他の人が獲得した牌の山の一番上の数字のどれても一致しない」場合にも発生します。

 さて、ダイスを振るのをやめたなら、それまでの取り除いた出目の合計を出して場に並んでいる牌の中からその数字の牌、またはそれがなければそれよりも小さくてもっとも近い数字の牌を取って自分の前に置きます。
 すでに自分の前に牌を置いていたならば、新しく獲得した牌はその上に重ねて置きます。
 この時、出目の合計値が他のプレイヤーが獲得している牌の山の一番上の数字とぴったり同じならば、そのプレイヤーの牌を奪って自分の牌の山の上に置く事が出来るのです。

 こうして中央の場の牌が全てなくなったらゲーム終了で、各プレイヤーは自分が獲得している牌に描かれている芋虫の数を全て合計し、もっともその値が高かったプレイヤーが勝ちとなります。

 非常にシンプルなルールで、4人くらいでプレイすると非常に盛り上がります。
 友人同士などで是非気軽にプレイしてみて下さい!

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