
今日のテーブルゲームのある風景は「エリジウム」です。
このゲームは日本でも馴染みがあるギリシャ神話をモチーフにしていて、セットにはゼウス、ポセイドン、ハデス、アテナ、アレス、ヘパイトス、アポロンなどなど有名所の神々ごとに用意されているカード群があります。
そして、ゲームを始める前にそれらの神々のセットから5つを選んで混ぜ合わせて山札をつくります。
つまり、この神々の組合せを変えるたびに戦略や戦術、ゲームの方向性などが変化するので、色々な遊び方が出来るという事になります。
さて、ゲームとしては場に人数×3+1枚のカードが山札からめくって並べられて、各プレイヤーは赤、黄色、青、緑の四本の柱を持ってターンをスタートし、自分の手番がきたなら場の並べられているカードの中から1枚を選んで獲得し、自分のボードの上側に配置します。
各カードには獲得する為の条件が色によって分けられていて、その色の柱を持っていないと獲得出来ません。
持っていないとと表現したのは、カードを獲得する度に、自分が持っている4色各1本づつしかない柱のいずれかを一時的に消費しなければならないからです。
獲得したカードの条件と同じ色を消費する必要がない為、どの柱を消費してゆくべきなのかという駆け引きが大いに行われます。
なにせそのターンに獲得出来るカードは全て公開されていますし、各プレイヤーがどの色の柱を消費していっているかも公開情報ですので、他のプレイヤーがどの色のカードを獲得しようとしているのか、またはどのカードの優先順位が低そうなのかといった思惑によってカードを獲得するタイミングや、時には相手が何も獲得出来ないようにハメてみたりなど熱いバトルが繰り広げられます。
同時にカードにはさまざまな特殊能力があり、獲得した瞬間に能力が発動するカード、毎ターン1度だけ能力を発動出来るカード、さらには極めて強力な能力をゲーム中1回だけ発動出来るカードなどなど神々の特性にちなんだ形でバリエーションが豊富です。
そして、それらのカードを個人ボードの下側に移動させる事で得点を獲得してゆく事になり、その時には同一神のカードで揃えたセット、または全て異なる神で揃えたセットのいずれかの形で揃えてゆかなければならない為、どの神のカードを獲得するかというのは非常に悩む事になると思います。
トレーディングカードゲームのドラフト戦のような雰囲気があるゲームで、まさにプレイヤーの選択、つまりプレイングで勝敗をつけるものですので、駆け引きを大いに満喫出来ると思います。
興味のある方は魔王の森で是非プレイしてみて下さい。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。


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ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がない方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合には遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、どのゲームを遊んでみれば良いかといった相談も喜んでお受けいたしております。
もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますので、魔王の森ではミニチュアゲーム以外の販売はしておりません、ご了承下さい。
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