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テーブルゲームのある風景「路面電車」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「路面電車」です。
 今月に日本語版が出た2人専用のゲームで、短時間でさっくり終われるわりには考えどころがちゃんとあり、それでいて運の要素も程よく入っているので気軽に楽しむ事が出来るつくりになっています。
 
 ゲームとしては中央に並べられた赤、青、黄色、緑にいろわけされた路線の上に、手札から同色のカードを乗客として1~2枚プレイしなくてはなりません。
 これは強制で、自分の手番開始時にはかならず手札が6枚になっているこのゲームではこのたった1枚のプレイを「したくない」時が多々出てきます。
 そして、その後残った手札の中から好きな枚数を自分の場に停留所としてプレイ出来るのですが、これは同色をまとめて出す、または既に出してある自分の場のカードの同色の上にさらに追加する事も出来ます。
 ただし、カードを並べて出す、または追加する場合にはかならず同色かつカードの番号が昇順(同数は出来ません)に並べなければなりません。
 つまり青の4、5と自分の場にならべてあったら青の6以上のカードはその列に追加出来ますが、5以下は追加出来ないという事になります。
 ちなみに違う列をつくるのは自由なのですが、列にはちゃんと電車を配置しなければならず、まず列の為のカードをプレイ、その後に手札から好きな枚数を裏にして資金として自分の場に山札にし(カードの裏はお金の柄が印刷されています)、そのお金をつかって中央にならべてある電車カードを購入して自分の列に付けてあげるのです。
 これによって無制限に列をつくれない構造になっています。

 そして、中央の場のいずれかの色の乗客カードが4枚並べられた場合「決算」が発生します。
 この場合両プレイヤーの場の決算が発生した色の得点を互いに計算してから中央の決算を終えた4枚の乗客カードを捨て札とします。
 ただし、自分の場にならんでいるその色の列はそのままとなりますので、自分が集めている色で決算した方がより多くの得点が得られますし、そもそもこの「決算」を10回終えたならゲームが終了する為、出来る限り自分が有利になる色の決算をより多く行った方が勝利しやすくなるのです。

 それ以外の要素として自分の列を8枚まで育てる事が出来たなら、その列のみの特殊決算を行う事が出来、これによって10回の「決算」で劣勢になっていたとしても一発逆転を狙う事も出来ます。
 とはいえカードは1~10までで常に昇順で並べる必要がある為なかなか成立するものではありません(そのかわり成立した時の得点効率は素晴らしいものとなります)。

 プレイ時間の目安としては40分ほどで、1回プレイすればルールはすぐに把握出来て、20分ちょっとでゲームの決着がつくので、非常に手軽にプレイする事が出来るおすすめゲームです。
 一度プレイするとついつい「もう一回!」と言いたくなる楽しさがあると思います。
 
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