今日のテーブルゲームのある風景は「カヴェルナ」です。
個人的には「箱庭ゲーム」とよく呼んでいるタイプのゲームで、各プレイヤーごとに配られる専用ボードの上にいかに上手にタイルを配置して、素敵な我が家をつくっていかという内容です。
「カヴェルナ」では主役はドワーフで、最初2人のドワーフの夫婦と洞窟にリビングだけがある状態からスタートして、各ターン毎にドワーフの人数分だけアクションが出来るのですが、そのアクションの選択肢が本当に多岐に渡ります。
洞窟の中に部屋をつくり、洞窟の前の森を開拓して作物を作ったり家畜を飼ったりするだけでなく、武器を作って冒険に出たりまでします。
家畜も4種類それぞれ存在しますし、洞窟の中に作成出来る部屋の種類も30以上はあって、それらが全部効果が異なります。
ドワーフたちは子孫がふえて人数が多くなれる(つまりアクションを増やすことが出来る)のですが、増えた人数分だけちゃんと部屋をつくってあげないといけませんし、毎ターンの終わりには人数分の食料をしっかりと確保してあげなければなりません。
やれる事は大量にあるけれど、一回のゲームで実行出来る事は本当にたかがしれているので、ついつい何回もプレイしたくなります。
家畜を沢山増やすのか、部屋のもっとも効率の良い組み合わせはなにか、冒険に行って財宝をもってくるのはどのくらいした方が良いのか、食料のもっとも効率的な獲得方法は何か等等、考えることもやってみたい事も山積みになるものです。
他のプレイヤーの妨害をする事よりも、自分の勝利点確保を優先した方がよいタイプのゲームですので、自分の方向性を定めてそれにまい進していく事になると思います。
ただ、自分の専用ボードに様々な部屋や庭を作っていき、さらに動物達が暮らす賑やかな情景になるので、ついつい自分好みの家を作成したくなってしまう誘惑にかられてしまいます(笑)。
勝利をひたすらに追及するもの良いですし、美しい家を作り出しながらも点数を稼ぐプレイをするのも良しで、様々な楽しみ方が出来る素敵なゲームだと思います。
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