

今日のウォーハンマー40000の対戦はウォーハンマー40000というゲームにおいてユニット性能の基準点ともいえるインペリウム勢力に所属する「ダークエンジェル」と、高機動と射撃戦をその得意分野とする「ダークエルダー」との一戦です。
インペリウム勢力、とくにその代表であるスペースマリーン陣営はユニット性能の基準点といってもよくて、全ての能力において平均的であり、機動力、輸送力、射撃力、白兵戦能力、防御力、展開力、ユニットコスト、装備の選択肢などあらゆる面においてスキがなく、弱点が全くないといっても言いすぎではない陣営です。
逆にいうとこれといった突出した能力もなく、ゲームとして見た場合初心者にとって非常に使いやすく、初めてゲームしても、プレイして慣れてきたならさらに良さを引き出していっていかなる勢力とも互角に戦える要素があり、つけいられるような弱点もなくて安定している勢力だと思います。
対する「ダークエルダー」はかなり極端な特徴を持つ勢力で、ビークル(戦車や戦闘機などの総称として使われます)の機動力と、対人火力の異常なまでの手数においては他のほとんどアーミーでは及びもつかないほどの優位性をもちますが、正面からの白兵戦と、何よりも防御力に大きな弱点を抱えており、当たらなければどうという事はないと言うにしてもあまりに貧弱過ぎる防御力と耐久力しかない為、いかに正面からぶつからないで戦うかといったテクニカルな勢力といえると思います(もちろん、その定石を覆して正面から白兵戦で相手を圧倒出来ないかと画策するプレイヤーもおり、一定水準以上の戦果も得ることが出来ているのがウォーハンマー40000の魅力だと思います)。


今回の戦いは実はリベンジマッチで、少し前にプレイしたプレイヤーさん同士がぶつかっています。
前回は「ダークエンジェル」が「ダークエルダー」の圧倒的な対人火力の前に惨敗をきしてしまった為、「ダークエンジェル」勢力は内容を少し変えての一戦でした。
「ダークエルダー」勢力の弱点は防御力にあるのですが、そもそも有効な攻撃を与えられるようになるまでにとにかく射撃攻撃で数を減らされていってしまい、「ダークエルダー」のユニットコストは白兵戦で極めて不利になるだけではちょっと納得できないくらい安く設定してある為、大抵1.5倍くらいユニット数が多いのに、そのユニット数の差がどんどん広がって、広がるほどに集中砲火にさらされて加速度的に被害が増加していってしまいます。
そこで、今回の「ダークエンジェル」は前回の反省をいかして、フライングビークル(文字通り攻撃機だと思って下さい)を大量に投入して、「ダークエルダー」のもう1つの弱点である、対ビークル火力の少なさの部分を攻めようとしています。
こうなると双方ともに射撃戦でチマチマと削りあうだけの戦いに終始する、非常に地味な、逆な言い方をすると非常に玄人好みの展開になります。
「ダークエルジェル」側は白兵戦力が入っていたので、相手のユニットを多少は殲滅しやすくなってきますが、「ダークエルダー」側はそうはいかず、結局ゲーム終了までの間にたった兵1人しか倒すことが出来ないまま終わりました。
とはいえ、ウォーハンマー40000は現在はポイント獲得制のゲームが主流であり、本当に僅差であったものの「ダークエルダー」がからくも2連勝を飾ることが出来ました。
「ダークエンジェル」の巻き返しに期待したいと思います。
【魔王の森・年末年始の営業について】
今年も本当にあと僅かとなってまいりました。
年末年始の「魔王の森」の営業について下記の通りご案内させて頂きます。
12月29日(火)通常営業:14時~22時(テーブルゲームナイト)
30日(水)通常営業:15時~20時
31日(木)17時~25時
※魔王の森店内にてカウントダウンイベントを開催します。
詳しくはこちら2015年「12月のイベント予定」をご覧下さい。
1月 1日(金) 休み
1月 2日(土) 休み
1月 3日(日)初売り!12時~21時
1月 4日(月) 定休日
1月 5日(火)通常営業
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1月10日(日)「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部・ゲームデイ」
※シェトワ白楊文具館2階Aホールにて開催
以上です。
どうぞよろしくお願い致します。
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