今回は新発売のルールブック「フロストグレイブ」のテストプレイの様子です。
「フロストグレイブ」はオスプレイゲームズの商品で、このたびニューゲームズオーダーさんによって日本語版が発売された所謂スカーミッシュゲームと言われるタイプのゲームです。
プレイヤーは自分の分身である魔術師(10種類の職業から選択、兼業するので、選択した組み合わせによっては別に剣士のモデルでもOKなイメージです)とその弟子一人、そして初期設定で渡される金貨を使って雇う10人までのメンバーで自分のパーティというか冒険者チームを結成します。
そして、マップ上に配置された財宝を対戦相手の冒険者チームと奪い合うミニチュアゲームです。
ウォーハンマーなどと違うのは、冒険を重ねる事で魔術師は経験点を入手してレベルアップしてゆき、同時に冒険の結果として様々なアイテム(マジックアイテムやポーション等)と金貨を入手して、それによって自分の家(拠点)を増強して、強い冒険者を雇いということを繰り返して遊んでいく、つまり同じキャラクターを大切に使っていく部分が大きく違うと思います。
実際、最初のチームはリーダーである魔術師を含めてせいぜい5~6人といった感じなので、非常に簡単に始める事が出来ると思います。
というわけで早速テストプレイをしてみました。
ミニチュアモデルは何を使っても良いとルールブックに明記してあるので、エイジオブシグマーのモデルをとりあえずかき集めて見ました。
中央左側の紫ローブのネズミ族の魔術師(エンチャンター)と赤ローブの弟子、そして戦士二人と盗賊三人のチーム。
中央右側が赤いマントのエルフ族の魔術師(シジリスト:秘文術師なのですが、紋章術師と命名(笑))となりの弟子、戦士が二人と弓手が一人のチーム。
といった構成です。
まずは初期配置で、基本ルールでは六個の財宝マーカーを配置するのですが、配置のやり方はウォーハンマー40000に似ていて、エンドゾーンから9インチ離して、他の財宝から6インチ離した場所に配置していきます。
その後両チームが初期配置で、写真の左側にネズミ族チーム、右側にエルフ族チームが陣取りました。
イニシアチブは毎ターンダイス(実は20面体で処理します)を振りあって決めるのですが、常にエルフ族が先攻し、ネズミ族はやや苦しい展開。
とはいえ、人数が多いネズミ族は盗賊が財宝を確保して、早々に脱出をはかりはじめます。
実はこのゲーム、次のゲームでも同じキャラクターを使う事が前提の為、必要に応じて敵チームの初期配置ゾーンの端以外からならどこからでも脱出出来るのです(もちろん一度脱出したらそのゲーム中は戻ってこれません)。
マップ中央付近でエルフ族の弟子が戦士二人をつれて、戦士一人と盗賊一人をお供につれたネズミ族の魔術師に対して、エルフ族のお師匠様と弓手の援護をうけて突撃しようとした所、なんとネズミ族の魔術の洗脳魔法がエルフ族の戦士にさく裂してしまい、あっという間に戦士一人を切り殺され、必死に逃げだす結果となってしまいました。
その間にネズミ族の弟子はマップの端の方から物体浮遊の魔法を使って財宝をたぐりよせて確保、そそくさと逃げ出してしまいます。
エルフ族の魔術師が怒りにまかせて逃げていくネズミ族の魔術師の背後を守る戦士を魔力の矢で撃ち抜くものの、ネズミ族はまんまと4個もの財宝を持ち逃げしてしまいました。
戦場に最後まで立っていた側のチームは、戦場に残っている財宝全部を確保した事になるルールなので、エルフの魔術師側は2つの財宝を確保したのですが、結果は4-2となり、ネズミ族の魔術師側の勝利となりました。
そして「フロストグレイブ」では当然この後も大切なイベントがあり、持ち帰った財宝1つづつについてダイスを振って、チャートに従って獲得します。
ネズミ族は160金貨とダガー+2、メイルアーマー、魔術書、魔法のブーツなど多彩に手に入り、エルフ族は100金貨と魔術書二冊を入手しました。
これらはそれぞれ次の冒険でいかされる事になるというわけです。
ルールを確認しながら、説明しながらでも1時間程度のプレイ時間でしたので非常に手軽にプレイ出来ると思います。
慣れてくると相当早くプレイ出来るのではないかなとも思います。
駆け引きやゲーム性についても、雇用したメンバーや選択した職業、呪文の種類によって多彩に分かれていくので、非常に面白いと感じました。
ゲームの後の財宝の獲得や、自分の拠点に対する資金の投入といった「次への楽しみ」という引きもTRPGに通じる楽しさ、ワクワク感がありましたし、雇用するメンバーによって戦略が大きく変わりますので、チーム編成や事前準備の呪文などもあり、選択肢は無数にあるといった感じでした。
そして、使用するミニチュアモデルについても、装備によって見た目を変えたいし、何度も使用するとなると愛着のあるモデルを用意したくなってくるので、モデリングのしがいもあるのではないかと思います。
サンプル冒険者チームを店内に用意して、体験プレイを出来るようにして、皆様にご案内していきたいと思いました。
「フロストグレイブ」はオスプレイゲームズの商品で、このたびニューゲームズオーダーさんによって日本語版が発売された所謂スカーミッシュゲームと言われるタイプのゲームです。
プレイヤーは自分の分身である魔術師(10種類の職業から選択、兼業するので、選択した組み合わせによっては別に剣士のモデルでもOKなイメージです)とその弟子一人、そして初期設定で渡される金貨を使って雇う10人までのメンバーで自分のパーティというか冒険者チームを結成します。
そして、マップ上に配置された財宝を対戦相手の冒険者チームと奪い合うミニチュアゲームです。
ウォーハンマーなどと違うのは、冒険を重ねる事で魔術師は経験点を入手してレベルアップしてゆき、同時に冒険の結果として様々なアイテム(マジックアイテムやポーション等)と金貨を入手して、それによって自分の家(拠点)を増強して、強い冒険者を雇いということを繰り返して遊んでいく、つまり同じキャラクターを大切に使っていく部分が大きく違うと思います。
実際、最初のチームはリーダーである魔術師を含めてせいぜい5~6人といった感じなので、非常に簡単に始める事が出来ると思います。
というわけで早速テストプレイをしてみました。
ミニチュアモデルは何を使っても良いとルールブックに明記してあるので、エイジオブシグマーのモデルをとりあえずかき集めて見ました。
中央左側の紫ローブのネズミ族の魔術師(エンチャンター)と赤ローブの弟子、そして戦士二人と盗賊三人のチーム。
中央右側が赤いマントのエルフ族の魔術師(シジリスト:秘文術師なのですが、紋章術師と命名(笑))となりの弟子、戦士が二人と弓手が一人のチーム。
といった構成です。
まずは初期配置で、基本ルールでは六個の財宝マーカーを配置するのですが、配置のやり方はウォーハンマー40000に似ていて、エンドゾーンから9インチ離して、他の財宝から6インチ離した場所に配置していきます。
その後両チームが初期配置で、写真の左側にネズミ族チーム、右側にエルフ族チームが陣取りました。
イニシアチブは毎ターンダイス(実は20面体で処理します)を振りあって決めるのですが、常にエルフ族が先攻し、ネズミ族はやや苦しい展開。
とはいえ、人数が多いネズミ族は盗賊が財宝を確保して、早々に脱出をはかりはじめます。
実はこのゲーム、次のゲームでも同じキャラクターを使う事が前提の為、必要に応じて敵チームの初期配置ゾーンの端以外からならどこからでも脱出出来るのです(もちろん一度脱出したらそのゲーム中は戻ってこれません)。
マップ中央付近でエルフ族の弟子が戦士二人をつれて、戦士一人と盗賊一人をお供につれたネズミ族の魔術師に対して、エルフ族のお師匠様と弓手の援護をうけて突撃しようとした所、なんとネズミ族の魔術の洗脳魔法がエルフ族の戦士にさく裂してしまい、あっという間に戦士一人を切り殺され、必死に逃げだす結果となってしまいました。
その間にネズミ族の弟子はマップの端の方から物体浮遊の魔法を使って財宝をたぐりよせて確保、そそくさと逃げ出してしまいます。
エルフ族の魔術師が怒りにまかせて逃げていくネズミ族の魔術師の背後を守る戦士を魔力の矢で撃ち抜くものの、ネズミ族はまんまと4個もの財宝を持ち逃げしてしまいました。
戦場に最後まで立っていた側のチームは、戦場に残っている財宝全部を確保した事になるルールなので、エルフの魔術師側は2つの財宝を確保したのですが、結果は4-2となり、ネズミ族の魔術師側の勝利となりました。
そして「フロストグレイブ」では当然この後も大切なイベントがあり、持ち帰った財宝1つづつについてダイスを振って、チャートに従って獲得します。
ネズミ族は160金貨とダガー+2、メイルアーマー、魔術書、魔法のブーツなど多彩に手に入り、エルフ族は100金貨と魔術書二冊を入手しました。
これらはそれぞれ次の冒険でいかされる事になるというわけです。
ルールを確認しながら、説明しながらでも1時間程度のプレイ時間でしたので非常に手軽にプレイ出来ると思います。
慣れてくると相当早くプレイ出来るのではないかなとも思います。
駆け引きやゲーム性についても、雇用したメンバーや選択した職業、呪文の種類によって多彩に分かれていくので、非常に面白いと感じました。
ゲームの後の財宝の獲得や、自分の拠点に対する資金の投入といった「次への楽しみ」という引きもTRPGに通じる楽しさ、ワクワク感がありましたし、雇用するメンバーによって戦略が大きく変わりますので、チーム編成や事前準備の呪文などもあり、選択肢は無数にあるといった感じでした。
そして、使用するミニチュアモデルについても、装備によって見た目を変えたいし、何度も使用するとなると愛着のあるモデルを用意したくなってくるので、モデリングのしがいもあるのではないかと思います。
サンプル冒険者チームを店内に用意して、体験プレイを出来るようにして、皆様にご案内していきたいと思いました。
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