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テーブルゲームのある風景「エリコ」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「エリコ」です。
 プレイヤーは街を守る城壁をつくる立場となって、様々な素材から城壁をつくり、その頑強さをもってして褒賞を得る事が出来ます。
 でも気を付けて下さい褒賞を得られるのはもっとも城壁の建築に貢献した者だけであり、さらに、せっかく築いた城壁は不慮の事故という名の妨害で崩されてしまう事すらあるのです。

 この「エリコ」はカードゲームで、1~7までの数字が描いてある5つの色の壁カードと、5色すべてを兼ねるジョーカーカード(数字は「2」のみです)があって、全てのカードは複数枚あります(例外は各色の壁カードの「7」だけで、これは各色1枚づつしかありません)。
 ジョーカーカードにいたっては20枚近く入っています。

 さて、これらのカードをよくきって、各プレイヤーに規定枚数配って手札として、その後山札をだいたいでよいので6つに分割します。
 そしてそのうち3つの山札に決算カードをいれてよくきって、決算カード入りの山札の上に決算カードなしの山札を重ねて、次は決算カード入りの山札を重ねるという形で6つに分けた山札を1つの山札にします。
 ゲームが開始されたなら、各プレイヤーは自分の手番がくる度に、自分の場に壁カードを1枚プレイするか、ジョーカーカードを色を宣言しながらプレイするか、山札の横に裏向きのままカードを一枚捨て札にするかの3択の中から1つだけ選んで実行します。
 その後、山札からカード1枚引いて手札に加えます。
 この引いてきたカードが決算カードであったなら表にして、改めてカードを1枚引いたあとに全員すぐさま決算をします。
 決算についてはまず捨て札をすべて表にして、ジョーカーカードがあればゲームから取り除きます。
 その後に色ごとに壁カードをわけてから、それらのカードを各プレイヤーに分配します。 
 分配といっても、各プレイヤーの前に出してあるその色の壁カードの数字の合計がもっとも大きいプレイヤーが捨て札にあったその色の壁カードを総取りします(1位のプレイヤーが複数だった場合には均等に分けて、残りは捨て札に再び裏にして戻します)。
 壁カードは5色あるので、捨て札にあるカードの色の分だけ決算をします。
 逆に言えば、どれだけ自分の前に壁カードの合計数字を大きくしていても、その色の壁カードが捨て札になければまったく得点出来ない事になるのです。
 ですので、上記の3択のうち、自分の前に壁カードを出していずれかの色で勝てる状態に出来たならば、手札の1枚を捨て札に裏向きに置くの選択肢を選んで得点化をめざさなくてはならないという訳です。
 さらにジョーカーカードが荒廃のカードでもあります。
 ジョーカーカードは自分の場に出した時に色を1つ指定して、その色の自分の場にある壁カードに連結するのですが(これによって決算時にその色の枚数としてカウント出来ます)、その連結配置する前に指定した色の壁カードで、もっとも大きな数字の壁カードは破壊されて捨て札置場に裏向きに置かれてしまうのです。
 もしも最も大きい数字のカードが複数枚あった場合は、その全てが破壊されてしまうので、その色の壁は得点が一気に大きくなってくる可能性があります。
 より大きい数字の壁カードを自分の場にだしておけば、決算の時に得点出来る可能性が大きくあがりますが、ジョーカーカードをだされて(もしくは自分がだしても)その色を指定されると破壊されてしまう可能性も高くなるのです。
 そして、決算カードはだいたい山札のを3分割した中のさらに下半分のどこか、という非常にあいまいな場所にあるため、大きな数字は決算カードがめくれてくれる時にだしたいものの、それは計算しきれるものではない運の要素が多分にふくまれてくるのです。
 この決算のタイミングがなかなか盛り上がる瞬間で、今か今かと参加している全員がタイミングをはかるのは楽しいものです。
 ルールもシンプルで難しい要素はないので、ボードゲームにあまりなじみのない方でも十分プレイ出来ます。
 ゲームとして何をすれば良いのかも直感的に分かりやいものですので、是非プレイしてみてもりあがって下さい

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