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テーブルゲームのある風景「ヴェネチアの柱」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ヴェネチアの柱」です。
 プレイヤーは街の有力者となってヴェネチアの水上都市を様々な役職の者を味方につけて発展させてゆく事を目的としていて、陣取りとパズルがあわさったようなゲームになっています。

 ゲームとしてはまず役職カードをプレイヤー人数に応じて調整した後に、全員に同じ枚数を配ります。
 そして、各プレイヤーはマス目のサイズが1×2と2×2のタイルを1枚づつ手元にもつとともに、自分の色の橋げたマーカーを持ってゲームをスタートします。
 ラウンドの開始時に各プレイヤーは全員自分の手札から役職カードを1枚だけ裏にして自分の前にだし、全員が同時にそれをオープンして、その効果をスタートプレイヤーから順に必ず処理してゆきます。
 役職カードにはゲームボードに街の土台を用意するもの、その上に街タイルを配置するもの、街タイルを盤面のストックからもらってくるものというこのゲームの基本になる3枚のほかに他のプレイヤーのカードを強奪したり、河を漂うゴンドラの所有権を主張したり、他のプレイヤーが配置した街タイルを排除してしまったりなどその効果は千差万別です。
 そして、今プレイしたカードは左隣のプレイヤーに全員渡さなければいけません。
 こうして手札がどんどん移動してゆく為、選べるアクション(カード)が思うようにいかなくなるのがこのゲームの醍醐味と言えると思います。
 特に街タイルを配置するカードを誰かが抑え込んで使わないでいると、誰も街を建てる事が出来なくなるという不思議な状態にもなれる訳です(ある程度それに対処する役職カードもあります)。
 さて、こうしたカードをプレイして街タイルをボード上に配置するには、すでにボード上に柱駒が配置されている必要があり、しかも今配置しようとしている街タイルをしっかり支える(タイルの下に空洞であってはならない)必要がありなかなかどうして上手くかみ合いません。
 隣のプレイヤーのカードのプレイ順にも大きく左右されてしまうのですが、いかにうまく自分の街タイルを有利な条件で配置するかが非常に大切になってしまいます。
 なぜなら街タイルを配置する時にはその下の柱が誰のものであってももんだいないのです。
 そして街タイルを配置した時に、すでに配置してあった街タイル(やまり持ち主のものでなくてよい)に辺を繋げるように配置しつつ、さらに両者の種類が同一だった場合には点数が獲得出来ます。
 ドラフト的な雰囲気ではじまり、最後はパズルで終わるという一風変わったゲームですので、是非プレイしてみて欲しいと思います。

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