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テーブルゲームのある風景「イアルへの道」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「イアルへの道」です。
 いわゆる同人ゲームなのですが、最近はゲーム内容だけでなく、コンポーネント(カードやゲームボードなどの中身の事です)や外箱などレベルの上がり方が本当にいちじるしくて、市販商品と遜色ないどころかまったく区別がつかないほど素敵な仕上がりになっているものも非常に多くなってきたように見えます。
 今回の「イアルへの道」もそうした同人ゲームなのですが、全体的なクォリティが素晴らしい作品になっています。
 テーマはエジプト神話からもってきていて、プレイヤーはエジプト神話の神々の力を借りつつ階位をあがってゆく事を目的とします。

 ゲームとしてはカードをドラフト、つまり配られたカードを1枚とっては残りのカード全てを隣のプレイヤーへ渡して(同時に自分も隣のプレイヤーから渡されて)、受け取ったカードから再び1枚を選択してゆく手法を行なうのですが、通常のドラフトは手元のカードのどれでも選べるのに対して、このゲームではカードの順番を入れ替えてはならず、かならず左右両端のいずれかからしか選択出来ないというルールになっています。
 カードを選んだなら、手番プレイヤーから順番に手札をプレイする事が出来ます。
 この時プレイしない事も選択出来て、手札を維持する事も出来ます。
 手札をプレイしたならばその色に応じて自分の駒をメインボード上で移動させてゆき、ボード上のゴールを目指します。
 ボードは3枚用意されていて、現在使用しているボードに応じて手札の上限やプレイ出来るカードの上限枚数、さらにゴールの為に必要な条件や点数計算の方法などが少しづつ違っていて、特に得点計算については現在のボードに合わせたプレイをするとともに、次のボードの得点計算の為の下準備も考えてプレイする事になります。
 かなりポップな絵柄でカードやボードが描かれていて、ゲームのルールそのものはけして難しいものではないので、ボードゲームに少しなれてきて、色々なゲームをしてみたいな、と思って下さっている方にぴったりのゲームと言えるのですが、実は手札の両脇のいずれかしかドラフトで選択出来ないというルールと移動と得点計算のルールが非常に上手く制限がかかっている為、ボードゲームになれたプレイヤーがプレイすると盛大な邪魔し合いという過酷なプレイを楽しむ事も出来るようになっています。
 どちらのプレイでも十分に楽しめるゲームとなっていますので、是非プレイしてみてほしいと思います。
 ちなみにイラストはポップな雰囲気でかつ、キャッチーなものになっているので、イラストを楽しむだけでも十分堪能できるくらい素敵なものになっています。

 「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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 お一人様一日500円で、店内にある約850タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます(たまに質問されるのですが、追加料金等は一切ありません。より多くの方がボードゲームに親しんで頂けるように価格を安く設定させて頂いております)。
 ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がないという方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合などでも遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、プレイ人数や時間などに応じてゲームを紹介、ご案内させて頂きますし、そういった相談も喜んでお受けいたしております。
 もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
 お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
 ※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。

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