今日の一枚はミニチュアゲーム「ウォーハンマー40000」から人類の守護者であり英雄であったはずの者達が邪神の誘惑によって堕落した「デスガード」陣営のプレーグマリーンです。
ウォーハンマー40000はいわゆるSFをテーマとした独自の背景世界をもっていて、その内容の充実さは驚くほどで、ミニチュアゲームを売り出すにあたりここまで大量に設定する必要はないだろうというくらい、ゲーム内の年表やそれにともなう様々な資料集、アート集、ライトノベル的な大量の小説などなど多岐にわたっています。
そして驚くべき事にそれら、とくに年表は徐々に更新されていて、まさにゲーム内の歴史はプレイヤー達によって変化していっているのです。
実際去年の大幅な更新によって宇宙のバランスは大きく崩れ、邪悪なる先兵達が人類の領域を大きく破壊して、物語はまさに混迷の時代へとなだれ込んでしまっています。
そして、その大戦において大いに人類を苦しめた軍団の1つがデスガード戦団なのです。
腐敗と疫病の邪神であるナーグルを信奉する元人類の守護者であり、今や裏切り者(ビトレイヤー)である者達がデスガード戦団の者達で、ナーグル神の加護をたっぷりとうけた彼らは腐敗病によってもはや痛みも苦しみも感じない生けるゾンビ(非常に矛盾した言葉ですが、そうとしか言えないのです)と化しており、腕がもげようがはらわたがはみ出ようが全く意に介さずに敵を攻撃しつづけるのです。
プレーグマリーンはそうしたデスガード戦団のもっとも一般的な兵士であり、人類最高の戦闘能力と判断能力と意志をもったままウォーキングデッドとなった恐るべき存在なのです。
写真のモデルはそうした腐敗しきった肉体を無理やり戦闘装甲服に押し込んだ姿が非常によく表現されており、腐汁がしたたり、アーマーも錆びつきさまように接近してくる姿は恐怖そのものにみえます。
シタデルカラーのシェイドを非常に効果的に使用したペイントで、さらに細かいアーマーの紋章なども丁寧に塗った上で大胆に汚しきるようにして、素晴らしい出来栄えに仕上げています。
【今週末14日のイベントのご案内】
今週末の1月14日の日曜日は今年最初の「魔王の森・ゲームデイ」を開催致します。
場所はシェトワ白揚文具館二階Cホールでいつも同様ミニチュアゲームとボードゲームの合同イベントです。
時間は13時から20時までで途中の出入りは自由です。
会場費として500円をお願いしておりますが、お車でお越しの場合はシェトワ白揚書籍館の方の駐車場におとめ頂いて駐車券をお持ちくだされば一日無料に出来ます。
「テーブルゲーム倶楽部」と同時開催となりますので、ボードゲームのフリープレイも卓をご用意しており、自由に遊んで頂けます。
当日は「テラフォーミングマーズ」「サンタマリア」「ヘブン&エール」「ガンジスの藩王」「モンタナ」「光合成」「ヴィラ・ヴァレッティ」「ヘラス」「ブラッディ・イン」「マハラジャの遺産」「ドラゴンと羊」「ベガス」「ヴィティカルチャー」などをお店より持っていきますが、持ち込みももちろん大歓迎です。
また、事前にご連絡頂ければ当店リストのゲームであればよろこんでご用意しますし、ボードゲームをプレイした事のない初心者の方でも、よりプレイしやすいゲームをご案内して丁寧にルールを説明しますのでお気軽に参加して下さい。
ミニチュアゲームはウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのフリープレイが中心で、ウォーハンマー40000は基本ルールの全面改訂によって、より気軽にゲームをプレイ出来るようになりました。
イベントでは新ルールにおける注意点やアーミーの組み方やルールなどの質問も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお声掛けして下さい。
もちろん、テレインを配置した戦場をご用意しておりますので自由にプレイして頂けますし、体験プレイも随時受け付けております(体験プレイについては事前にメールやここへの書き込みで十分ですのでご連絡下さい、当日ですとお受け出来ない事があります)。
皆様のご来場をこころからお待ちしております。
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