今日の一枚はミニチュアゲーム「ウォーハンマー40000」で外宇宙からの文字通り侵略者である「ティラニッド」勢力から「フライングハイブタイラント」です。
ウォーハンマー40000はいわゆるSFをテーマにした背景ストーリーをもとに様々なモデルがあり、それらは約15種類ほどの勢力に分かれているのですが、基本的には物語の主流である人間と同じように文化をもち、かなり特徴的とはいえ社会を形成しているのですが、このティラニッド勢力はまったく異質な存在です。
まず見た目的に明らかに怪物、あるいは怪獣といった姿をしており、その言語形態やコミュニケーション能力などはまったくの不明で、どの勢力もティラニッドと意志疎通に成功した例はありません。
そしてどこかに住んで主星として勢力圏を広げるといった事はまったく行わず、ただひたすら生体艦の大軍団で星々を渡り、惑星にたどりつくたびにそこにある生命資源を捕食撲滅し、すべてを喰い尽くして不毛の星にしては次の惑星へと移動していくのです。
交渉も出来ず、譲歩もなく、自分たち以外のあらゆる生命体を餌として喰いつぶしてゆくのがティラニッドという勢力なのです。
そもそもティラニッドという名前からして人間勢力であるインペリウムが最初にそれらに遭遇したであろう惑星ティランにちなんで勝手に呼称しているだけであり、ティラニッドとコミュニケートが成功しているわけではないのです。
そしてティラニッドは無数の怪物怪獣からなる軍団で襲いかかってくるのですが、それらは一種の群体のようであり、小型の怪物達はその指揮個体である大型の怪物のまるで手足のように、自己意識を全くもっていないかのように行動し、指揮個体は一種の精神感応のようなもので下位個体を操っているのです。
写真の「フライングハイブタイラント」その指揮個体であり、さまざまに存在するティラニッド勢力の頂点にいる個体種の1つです。
強力なサイキック能力を誇り、機動力と接近戦での攻撃力は通常の一個小隊では数秒で壊滅させてしまいます。
ただ、逆にいえば指揮個体がいなくなればティラニッドはその統率を失い一気に弱体化してしまうため、このハイブタイラントを倒せば劣勢は一気に挽回出来るとも言えます。
もちろんそれが最も難しいわけですが。
写真の「フライングハイブタイラント」は比較的に基本色に近い色合いでペイントされているのですが、やや色合いが濃い形になっています。
ウォーハンマーは独自の設定によって様々なオリジナルカラーでペイントする事が強く推奨されている(というか設定通りにしない自由なペイントこそが魅力とも言えます)ので、こうした独自色を出すのはモデルを一層魅力的にしてゆきます。
また、写真だと判断出来ないのですが、実は翼は取り外しが可能になっていて、収納や持ち運びに便利なようにしっかりと工夫されているのも素晴らしいと思います。
ミニチュアゲームは作成した自慢のモデルを持ち寄ってゲームをプレイ出来るのが大きな魅力ですので、持ち運びについても工夫するのはとても重要だったりするのです。
巨大な翼で戦場を一気に飛翔して敵に襲いかかる姿はプレイを見学していてもワクワクしてくる素晴らしいモデルに仕上がっていると思います。
「魔王の森」は四日市市のアーケード街の三番街にあって、ウォーハンマー40000、エイジ・オブ・シグマーといったミニチュアモデルの販売をしております。
これらについては独自の背景設定をもったSF的な戦闘機械からパワードスーツなどの歩兵部隊、剣と魔法の世界のモンスターやドラゴン達など様々なプラモデル商品となっており、そのすべてに能力値が設定されていて、作り上げたモデルを使用してゲームをプレイする事が出来て、それはまるで映画やアニメのようなビジュアルの戦闘を楽しむ事が出来るのが大きな特徴です。。
ウォーハンマー40000やエイジ・オブ・シグマーのモデルについてはお探しの商品がなかった場合でもお取り寄せさせて頂けますので是非ご相談下さい。
またモデルのペイントについてもシタデルカラーシリーズを多数揃えて販売しておりますので、是非ご利用下さい。
そして、店内ではこうしたモデル達を使用したミニチュアゲームの無料体験プレイも随時受け付けておりますし、普段からプレイ出来るようにプレイングスペース(ジオラマのような戦場になります)をご用意しております。
見学も自由ですし、ゲームのルールなども丁寧にご説明しますのでお気軽に声をかけて下さい。
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