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テーブルゲームのある風景「バヌアツ第二版」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「バヌアツ」です。
 南国のバヌアツ島でプレイヤーは釣りをして売店で販売し、海底のお宝を引き上げ、時には観光客を島に案内するなどによってポイントを獲得してゆくゲームです。
 非常に美しいボードイラストと穏やかなタッチの絵で見ているだけでも気持ちが和んできます。

 しかしそれら和やかな雰囲気に反してシステムは非常にシビアなもので、シンプルであるものの、プレイヤーの選択は一手一手が考えさせられるものになるケースが多いものとなっています。
 プレイヤーは各5つの駒をもってゲームをスタートし、自分の手番が来たならボード上部にならんでいる「釣り」「船を動かす」「島に販売所をつくる」「魚を売る」「宝を引き上げる」「観光客を案内する」「島から資源を得る」「資源を販売する」「砂絵を描く」「休憩所を利用する」などといったアクションマスに駒を2つ配置します。
 この2つは同じマスに置いても良いですし、1個づつ違うマスに配置する事も出来ます。
 そして、全プレイヤーが2つづつ配置したなら同じようにして2周目、さらに最後に残った1個を配置してフェイズ1が終了します。
 そしてフェイズ2では手番順に自分の駒が数的に他のすべてのプレイヤーの駒を上回っている場所を選択し、そこから自分の駒を全て取り除く事でそのアクションが実行出来ます。
 この時、もしも自分の駒が一番多い場所がない場合にはどこでも良いので場所を1つ選び、その場所の自分の駒を全て取り除かなければならず、当然アクションの実行は出来ないという事になります。
 フェイズ1での配置に失敗すると、このフェイズ2ではなんのアクションも出来ないといった事が容易に起こりうるのです。
 これを8ターンにわたり繰り返して最後に「引き上げた宝の数」「島に建てた自分の小屋とその島に来た観光客の数」といった得点要素を加えて、もっとも点数の多いプレイヤーが勝利します。
 また、毎ターン加えられる海・島タイルや、ターンの開始時に各プレイヤーが選択する職業タイルなどの効果も加わって、シンプルなルールでありながら、というよりシンプルなルールであるがゆえに各プレイヤーの思惑とプレイ手腕が随時反映されてゆくシステムになっており、終始何をどうするか考えつづけてゲームを楽しめると思います。 
 初心者にはすすめられないゲームかというと案外そうではなく、ルール自体は簡単な為にわりに誰でも楽しんで頂けると思います。 
 ただ、慣れたプレイヤーと初心者がまざった場合そのプレイ差が目に見えて出てしまうゲームである為、それだけは避けた方が良いのではないでしょうか。
 親しい友人同士でみっちりがっつりボードゲームを楽しみたい時には是非お勧めしたいゲームです。

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