今日のテーブルゲームのある風景は「ディセント第二版」です。
非常に面白いタイプのボードゲームで、TRPGとボードゲームの丁度中間といったスタイルを持っています。
まず何よりも冒険者複数(3人が適正だと思います)対オーバーロード一人という非対象な対戦ゲームになっていて、冒険者はドラゴンクエストやファイナルファンタジー、テイルズシリーズなどの立場で、プレイヤー様々に用意されているキャラクターと職業を組み合わせで自分だけの自分が担当する冒険者一人をつくってプレイします。
冒険者たちは力を合わせてシナリオのクリア条件を達成させる事を目的とします。
対するオーバーロードはシナリオを初めから読み込んでおいて、シナリオに指定されたモンスターを配置し、または自由に出現出来る部分のモンスターを用意して、オーバーロード側の勝利条件を達成出来ないようにプレイします。
TRPGと違うのは完全な対戦ゲームである為、オーバーロード側にはTRPGのマスターのように物語をプレイヤーと共同作成する気がありません。
隙があれば集中攻撃から奇襲攻撃までルール内であらゆる手段をとるのです。
シナリオはいくつかつづくキャンペーンとなっていて、各シナリオ毎に勝敗が決まり、冒険者が勝つごとにより有利な条件やアイテムが手に入り、オーバーロードが勝つごとにやはり有利な条件やシナリオ達成条件が変化したりし、最終話で決着をつける仕様になっています。
ゲームとしては非常に美しく描かれたダンジョンや野外の絵柄のタイルをシナリオに指定された配置にして、冒険者やモンスターも立体のミニチュアが用意されているので、それを移動させてダイスをふって攻撃や防御の結果を決定します。
冒険者もそれぞれ特別な能力をもっていますし、職業によってさまざまな戦い方が出来ます。
当然モンスターも本当に多種多様に用意されていて、多彩な能力で冒険者を追い詰めていきます。
シナリオによって冒険者が有利なものやオーバーロードが有利なものがあって双方ともに自分が有利なシナリオは相手にブレイクされないようにする必要があり、有利なシナリオで負けるとその後が相当くるしくなってくるように作ってあります。
互角に感じられるシナリオもあり、そこできっちり勝てるかどうかがキャンペーン通じて大きな山場になるように作成してあるのは面白いつくりだと感心させられるくらいです。
多数の追加セットが出ていて、そのたびにシナリオはもちろんの事、キャラクター、職業、モンスターが追加されています。
魔王の森では日本語版が全部用意されていますので、友人同士で是非シナリオのクリアを目指してみてはどうでしょうか?
挑戦する冒険者をお待ちしております。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街でボードゲームカフェとして子供から大人まで誰もがテーブルゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
盗賊ですので取り引きは穏やかに終わるはずもなく、相手が獲得したダイスを奪い取る事が出来るのがこのゲームの根幹になると思います。
購入した配下カードの特殊効果を使いながら最も悪名ポイントを集めたプレイヤーが勝ちとなります。
ターンの開始時に振るダイス出目は運ですが、ゲーム自体は取り引きの要素こそがメインですので、やってみると非常に面白いゲームだというのが伝わると思います。
手軽に楽しみたい時などに是非プレイしてみて下さい。
お一人様一日500円で、店内にある約450タイトルのボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます。
ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がない方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合には遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、どのゲームを遊んでみれば良いかといった相談も喜んでお受けいたしております。
もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますので、魔王の森ではミニチュアゲーム以外の販売はしておりません、ご了承下さい。
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