
今日のテーブルゲームは「王への請願」です。
昔のゲームの復刻版との事で、イラストは「王宮の囁き」を担当されている方で、ポップな感じの優しいイラストになっていて、どの年代の方がプレイされても良いようになっている所は嬉しい所です。
ゲームの内容としては、場に様々な効果をもつカードを並べて、自分の手番が来たらダイスを振ります。
ダイスはスタート時に6面体3個、その出目の組合せや合計によって条件がきめられた場のカードを獲得していきます。
各カードにはダイスの出目を操作したり、振りなおしたり、振るダイスの数を増やしたりといった効果があり、それらの効果は自分の手番にそれぞれ1回づつ使用出来ます。
こうして同じ出目7個のダイスを揃えたプレイヤーが勝利を獲得します(一応最後に逆転の舞台が用意されています)。
ダイスを大量に振るので、運の要素ばかりに目がいってしまいがちですが、実際にはこのゲームは場にあるどのカードを獲得して、最短で条件をみたしてゆくかといった戦略がものをいうゲームで、ダイスの出目についてはかなり操作してしまうので、そこまで大きく勝敗をわけるものではないと言えます。
しかも場にあるカードには限りがあるので、対戦相手よりも早く獲得したり、場合によってはすぐさま戦略を変更する臨機応変な柔軟さも必要となっている、素晴らしいゲームだと思います。
個人的に非常にお勧めのゲームです。
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