今日の一枚はティラニッド勢力から中距離支援ユニットである「ハイブガード」です。
射線を必要としない射撃能力は戦場をある程度選ぶとはいえ、かなり使いでの良い能力で、さらにカバーセービングを無効にする能力は非常に魅力的です。
さらに「ハイブガード」自身がモンスターに匹敵する【耐】の値をもっており、軽火力ではダメージを与えづらいという大きな利点も持っています。
良い事づくめのようなユニットなのですが、実は帯に短したすきに長しといった感が強いユニットでもあるのが残念な所です。
射線を必要としない射撃というのは、相手との間に大きな遮蔽物があって初めて真価を発揮するのですが、「ハイブガード」の射程は微妙に短く、射線がいらない得点を十分に引き出す事が出来ない事が多く、またカバーセービング無効についても、フライヤーを落とす為に「スカイファイア」のルールを持っているか、バイクを攻撃する為に貫通値3をもっているかでないと有効な働きが出来ないのですが、それも持っていない。
そして、単独で行動するにはティラニッド勢力特有の「本能行動」というペナルティが重くのしかかってくるといった具合で、活躍出来る瞬間があまりに狭いのが大きな悩みと言えます。
強いて利点をあげるとするなら、スキマーへの射撃の有用性なのですが、現状倒したいスキマーというとエルダー勢力の「ウェイブサーペント」が筆頭にあげられ、それ対策になるかと言われるとまず絶対に無理だと言わなくてはならないのが本当に辛い所です。
写真の「ハイブガード」は「タイラントガード」としての体躯に、片方の肩に砲塔をつける形で作成されていて、「ハイブガード」という商品が「タイラントガード」との作り替えモデルである為、その両方の特性をモデルで表現してあるものです。
作り替え出来るモデルはこういった簡単な改造をする為のパーツが揃いやすく、自由にモデルの形をいじってみたい方にとっては楽しみが増えて様々に活用して頂けているのが、個人的には嬉しいです。
正統派の「ハイブガード」よりもさらに頑強に見えて、片側だけの砲塔がかなり格好良く仕上がっていると思います。
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