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テーブルゲームのある風景「Bites(バイツ)」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「Bites(バイツ)」です。

 特定の食べ物の上しか移動しない(偏食なのかな?(笑))アリ駒を移動させて、その移動先の前後どちらかの食料を獲得してゆくとともに、どの食料の価値が高くなるかを競うゲームです。

 運の要素はほぼないので、プレイヤー間の思惑の綱引きのみがゲームの勝敗を左右するタイプのシステムになっているので、ある意味殺伐とした内容になりやすいハズなのですが、駒やタイルが可愛らしいので、その雰囲気を相殺してくれているように感じます(笑)。


 ゲームとしてはまずリンゴ、ビーマン、チーズ、ぶどう、パン、チョコレートといった少し立体になっているタイルをランダムに1列になるようにならべます。

 これは一直線である必要はなくて、折れ曲がっていてもよいのですが(というかかなり長い列になるので波線的にくねらせないと普通はテーブルをはみ出します)、途中で二股にわかれたりしないように1列で並べる必要があります。

 そしてスタートの端をきめてそこに各食べ物を象徴した色をしたアリ駒をすべて配置して、反対側の端にゴール用のアリの巣(立体のペーパークラフトですが中々立派なものです)を配置します。

 さらに3種類あるカードの束から各1枚づつ引いて、今回の得点条件や食べ物による特殊効果、手番での制限などがランダムに決定されます。

 ゲームが始まって手番がきたなら、場のアリ駒1つを選んで、そのアリが担当している食べ物で前進方向でもっとも近い食べ物タイルまで動かして(後退する事は出来ません)、そのタイルの前後いずれかの食べ物タイルを獲得して自分の前に公開して置いておきます(ちなみにアリ駒同士が同じタイルに配置それる事はありません)。

 手番ですることはこれだけです。

 アリ駒はだれか一人のプレイヤーのものではないので、手番がくるたびに各プレイヤーは場のどのアリ駒であってもルールにしたがって移動させる事ができ、それによって1つの食べ物タイルを獲得してゆきます。

 これを繰り返してゆくうちにアリ駒がゴールであるアリの巣にたどりついたなら、順次一番上から各段に1個づつ早くゴールした順に配置してゆき、ゴールしたアリを選択する事は出来なくなります。

 すべてのアリ駒がゴールしたのならゲーム終了となって得点計算です。

 最初にゴールしたアリが担当している食料タイルから順に最初に決定されたカード内容による得点計算が入ります。

 基本的に最初にゴールしたアリが担当している食料タイルが点数がもっとも高く、最後にゴールしたアリが担当している食料タイルがもっとも低くなります。

 ですので、ゲーム中に特定の食料をあまりに集めるとそのアリ駒を他のプレイヤーに動かしてもらえなくなって、せっかく集めたのに点数が低いなんて事がおきやすい構造になっているわけです。

 もちろん他のプレイヤーとある程度まで協調して、互いに持っている食べ物タイルを担当しているアリをより早くゴールさせる方がよいわけですが、協力ゲームではないのでどこかで抜け駆けをする必要があり、それがいつか?というタイミングの勝負をしている感じです。

 プレイ時間も1プレイだいたい20分くらいで短時間でおわります。

 ゲームの特性上4人以上(プレイ人数は2~5人です)でプレスするとより楽しめると思います。

 シンプルな駆け引きゲームですので、ボードゲームになれていない方でも十分楽しめます。

 是非プレイしてみて下さい。


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