今日のテーブルゲームのある風景は「ロアム」です。
このゲームはシリーズというわけではないのですが、物語のもとになるボードゲームがあって、日本語版も発売している「上へ下へ(アバブ&ビロウ)」というボードゲームの世界感をそのまま共有しています。
登場する人物も同じキャラクターが登場しますので、知っていないとゲームが出来ないなんて事はまったくないのですが、知っているとクスリと笑えるフレーバーがついているカードが多いのが特徴です。
「上へ下へ」で新しい土地へとやってきて開拓し、村をつくった一行は今度はこの大陸の奥地へと探検していき、新しい土地、新しい住民と出会ってゆくというテーマで今作の「ロアム」はつくられています。
ゲームとしては各プレイヤーに選んだ色の20個ほどのチップと3枚づつの初期キャラクターカードをくばります(内容はすべて同じです)。
そして、土地カードをよくきって山札にして、6枚のカードを上の写真のように2×3枚の合計6枚をならべて、これをゲームボードとします。
各プレイヤーはこのボードの四方に自分の初期キャラターカードを並べます。
これで準備は完了です。
自分の手番になったなら、自分のキャラクターカード一枚を裏返しながらそのキャラクターカードに記されている形に自分のチップを土地カードによるゲームボード配置します。
この時その形を回転させたりしてダメで、自分からみてその形になるように配置します。
つまり同じL字の配置だったとしても、自分から見て左右のプレイヤーとでは配置の向きが異なる形になるわけです。
チップが置けない場合には単純に置かないというルールですので、わりと簡単に配置自体は出来ます。
また配置した時にマス目に金貨マークがあれば、それだけ金貨を獲得する事が出来ます。
ただ、各土地カードは6マスにくぎられていて、チップを配置する時にはそのマスにチップが入るように配置するのですが(2枚や3枚の土地カードをまたぐように配置するのもOKです)、1枚の土地カードのマス目がすべてチップでうまったのならそのカードはもっとも多くチップを配置したプレイヤーのものとなり、土地カードの裏はキャラクターカードになっていて、獲得したプレイヤーは新しい仲間を手に入れるとともに、得点も土地カードによってのみ入ります。
もしも同点首位だった場合にはたがいに一度だけ金額を宣言するセリによって獲得プレイヤーが決まります。
チップを配置していたのに獲得できなかったプレイヤーは1金貨もらえます。
新しくキャラクターカードを獲得した場合、その配置の形は様々なパターンがあり、状況に応じてそれらの配置図を駆使して陣取りをしているようなゲームです。
とはいえ、配置出来る形はかなり限られている為、プレイ時間は30~40分程度ですっきり終了するのも高評価です。
手軽に出来る陣取りゲームとして、ルールも非常にシンプルなので、是非プレイしてみて欲しいゲームです。
ちなみにキャラクターカードは初期カード以外すべてフレイバーテキストが書かれているのですが、なかなか味のある文章ですので必見だと思います(笑)。
動画にて簡単な紹介をさせていただいています、是非みてください!
魔王の森通信:ロアム
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