今日のテーブルゲームのある風景は「ハドリアンの城壁」です。
各プレイヤーに専用の用紙が配られて、それにペンを使って書き込んでいくいわゆる「紙ペンゲーム」です。
普通「紙ペンゲーム」というと比較的ルールが簡単で、手軽にワイワイとプレイできるゲームというイメージだとおもうのですが、この「ハドリアンの城壁」はそれを真っ向から打ち消すいきおいのゲームです(笑)。
まず配られる専用用紙が変形とはいえA4サイズで2枚!しかもかなりびっしり書き込まれた用意になっていて、実物みると笑ってしまうくらいの衝撃です。
各用紙には約11項目の大きなくくりがあり、さらにそれらの項目それぞれに独自の書き込みルールがあるという徹底ぶりです。
プレイした方が「これって紙ペンのふりしたワーカープレスメントですよね(笑)」という感想をのべたくらい紙ペンゲームのイメージを覆してくる情報量です。
とはいえ、ゲームそのものについてはかなり面白くてプレイしがいがあります。
もう一回プレイしてみたい!と思えるとても良いゲームなのは確かなんです。
ゲームの内容としては、まず各プレイヤーそれぞれに2枚の専用用紙とラウンドカウントをかねた個人ボード、そして個人デッキが渡されます。
個人デッキのカート内容派全員同じです。
そして、各種素材トークンと共通デッキを全員の中心あたりに準備してゲーム開始です。
ラウンドが始まると共通デッキからカードを一枚めくり、そこに記されている素材を全員受取ります。
さらに∠プレイヤーは自分のデッキからカートを2枚引いて内容を確認し、1枚は捨て札にしつつ記されてる追加の素材を獲得し、もう一枚は個人ボードに差し込むようにしてゲーム終了時の得点条件となります。
そこまで終えたなら全員同時に素材を消費して専用シートのマス目を埋めていきます。
専用シートの情報量は確かにすごいのですが、基本的にマス目左側に描かれているコストを支払い、マス目の中に描かれている即時ボーナスを獲得してマス目を塗り潰し、その塗り潰したマスの下か右に描いているボーナスを以後毎ラウンド獲得してゆくことになります。
獲得できるモノは素材や点数などの他に他のマス目を自動的に埋めるものなどもあります。
各マスには大きく割ってその区画というものがあり、各マスには区画発展度と言うべきものがあり、そこのマスを埋めないとその区画の他のマスは埋めていけないという施設レベル的な概念もあります。
全員がやれることをやりきったならラウンド終了となり、現在のラウンドによって変化する指示された枚数分の共通デッキのカードをめくって、そこにある蛮族の襲撃のイベントの処理をします。
手軽にではなく、ガッツリ紙ペンゲームを楽しみたいかたやパズルが好きな方はすごく楽しめると思いますので是非プレイしてみてほしいゲームです!
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