今日のテーブルゲームのある風景は「キャピタルラックス2」です。
SF的な世界観の中で、プレイヤーはある惑星の地方領主となって、首都の顔色をうかがいながら自国の発展を他のプレイヤーよりも高いレベルへと引き上げる事が目的となります。
発展させるべき要素は４項目あり、ゲームとしてはそれらは４色のカードによって表現されています。
ゲームとしてはまず首都としてゲームボードを配置して、そこに規定枚数のカードを表にしてならべます。
カードは４色に色分けされていて、数字は２～６までとなっています。
各プレイヤーの手元にも４色のカードを配置するボードがくばられて、手札として規定の枚数がくばられます。
そして、その手札から２枚のカードを選んで手元に伏せて、のこりを隣のプレイヤーに全員同時にわたし、隣からきたカードからさらに２枚づつ選んで手元に伏せて残りを・・・とまわすカードがなくなるまでこれを行います(いわゆるドラフトをするわけです)。
これで準備は完了です。
各プレイヤーは自分の手元にふせていたカードをとって自分の手札とします。
自分の手番がきたなら、自分のボードにカードを１枚表にして配置するか、首都のボードにカードを１枚配置してその効果を使用するかの二択となります。
カードの効果は色によって異なり、４色あるので４種類の効果があるという事になります。
この色による効果は「キャピタルラックス２」では多数のバリエーションが用意されていて、その組み合わせは大変な量になりますので、様々な効果の組み合わせで遊ぶ事が出来るようになっています。
基本で遊ぶと首都のいずれかの色の合計数字を上下させる、残った山札からカードを引く、首都からカードを移動させるなどがあります。
ゲームとしては３ラウンドプレイするのですが、ラウンドの終了は誰かの手札が「０」になったら終了となります。
ラウンドが終了したなら４色ある各色毎に各プレイヤーの手元のボードに配置したその色の数字の合計がもっとも大きいプレイヤーが首都に配置してあるその色のカードも一番大きい数字を得点としてボードのわきに獲得出来ます。
ただし、その色の首都の数字の合計を超えてしまっているプレイヤーは自分のボード上のその色のカードをすべて捨てなければならず、そうなると当然合計値は「0」になってしまいます。
ですのでプレイ中は各4色について、首都と自分のボード上の数字の合計に気を配らなくてはならないという事になるわけです。
非常に良くできたシステムで、プレイヤー間の駆け引きがとても熱いゲームです。
そうしたゲームがお好きなら絶対気に入ってもらえる内容ですし、ボードゲームにどれだけなれているかでカード効果のバリエーション難易度を変えればよいので、幅広く楽しんで頂けると思います。
是非一度プレイして欲しいゲームです。
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