
今日のテーブルゲームのある風景は「Rilium-ライリウム」です。
大阪・東京と開催されたゲームマーケットで発売されたいわゆる同人ボードゲームで、ましかまるんというサークルさんが発売しています。
可愛いらしい箱絵が印象的なゲームで、付属しているプリント紙にペンで書きこんでゆくスタイルの「紙ペンゲーム」と呼ばれるタイプです。
プレイヤーは小説や雑誌などをあつめて、それを読んでいく事をテーマにすえたパズルゲームになっていて、ステージが2つに分かれているのが特徴的ではないかと思います。
ライブラリ(図書館)とアクアリウムを足した造語なのかな?と最初は音感からおもったのですが、スペルが違うので違うのかな。
ゲームとしては各プレイヤーは専用の用紙を1枚づつ受け取り、そこに書き込める鉛筆やボールペンなどを用意します。
この時クーピーや色鉛筆などで4色用意できると素敵な仕上がりになるので、こだわるならお勧めです。
そしてまずはステージ1。
専用カードをよくきって山札にして、上から2枚表にしてならべるとともに付属の4面体サイコロを2個振ります(二色あるので、事前にどの色がどちら側のカードを担当するか決めておきます)。
カードにはテトリスのようなブロックが描かれていて、さらにサイコロの出目によって本の種類が決まります。
2枚のうちどちらかをプレイヤーは選択するのですが、カードを選ぶ事で自分の用紙に書き込むブロックの形が決まるとともに、ステージ2で使用する獲得している本の種類も決まるという仕組みです。
山札が2周するまで(山札が1枚になってしまったなら今まで使用したカードすべてと共に切りなおしてリスタートして2周目)つづけてステージ1が終了します。
目的としては各列、または行に1マスだけ空きマスをつくって後は書き込んだプロックで埋める事が出来たなら得点となります。
2マス以上が並んで空きマスとなると減点となるので、そうなるなら埋めきってしまった方がよい事になります。
続いてステージ2では6面体サイコロを振って、用紙に記されている選択肢を選んでチェックをするとともに、ステージ1で獲得していた本の種類を消費してゆきます。
この時「楽譜」という種類だけはサイコロの出目を自分だけ違うものにするために消費される為ステージ1で獲得した本の種類によって消費しきるタイミングが異なります。
誰かが消費しきったならゲームが終了してチェックした場所と数によって得点が獲得できます。
同様の紙ペンゲームで「パッチワーク・ドゥードゥル」という作品があって、プレイ感はそれに似ていて、こちらのライリウムではステップ2が追加されているといった感じです。
ルールは難しいことはなくて、素直に楽しくプレイ出来るし、得点の獲得方法も直感的で分かりやすいですから、ボードゲームに慣れていない方でもプレイ出来るのは魅力だと思います。
是非プレイしてみて下さい。
「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。


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