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テーブルゲームのある風景「Fuji脱出」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「Fuji脱出」です。
 プレイヤーは日本の富士山にきた調査団の一員となるのですが、調査しようとした矢先富士山が噴火してしまった為、緊急避難する事になったという背景物語のボードゲームとなります。
 内容としては各プレイヤーがサイコロをふって、その出目を互いに隠した状態で特定の出目条件を満たしているサイコロの出目の合計が自分の両側のどちらよりも大きければ逃げる事が出来るというもので、なかなか珍しい判定をするゲームではないかと思います。
 それでいて協力ゲームなので、つねに他のプレイヤーとコミュニケーションをとりつつ、自分が進めてかつ対戦
 シナリオが7つ用意されていて、難易度も4段階の中から選択できるのですが、レベル4は本当にムリゲーに近いものになりますが、それだけに挑戦し甲斐があります。

 さて、ゲームの準備ですが、まず選択したシナリオマップにもとづいて正方形のカードを富士山の噴火口から広げて並べてゆく感じで用意し、さらに黄色のゴール地点もシナリオのマップ通りにならべます。
 プレイヤーはそれぞれ選んだ色の駒をとり、職業を選択します。
 職業によってサイコロを振れる数や特殊技能が違いますので、一度遊んでなれたならより自分にあった能力値を選ぶとよいと思まいます
 シナリオに指定されたマップカードの上に各プレイヤーの駒を配置したらゲーム開始です。
 各プレイヤーは衝立の内側で同時にダイスをふって、その出目については話す事が出来ません。
 そして、現在自分の駒がいる場所から3マップカード以内の場所に自分の予移動予定マップカードの上に駒を1つ置きます。
 全員が移動予定先のマップカードに自分の予定駒を配置したなら移動するカード枚数に応じて振りなおす事が出来ます(まったく振りなおせない場合もあります)。
 そしてアイテムなども必要に応じて使用したらいよいよサイコロの出目の公開です。
 このゲームでは目的地となるマップカードにサイコロの出目の条件がマークとなって記されているのですが、これはそのデメを出してるとそろえろ、ではなくて、その条件に合う出目すべてを合計して、左右に座っているプレイヤーの同じ条件の出目の合計より大きければ成功となるのです。
 つまり、成否の目標値は左右それぞれのプレイヤーによって決定されるわけです。
 たとえば自分の目的ちとしたマップカードに「2、4」となっていた場合、自分が振ったサイコロの「2」と「4」の出目の合計値を計算して、左右のプレイヤーそれぞれに対して、そのプレイヤーが出しているサイコロの「2」と「4」の出目の合計値よりも大きければ成功となるわけです。
 このルールの為、各自サイコロをふった時に目的地を指定するのですが、互いに邪魔をするわけにはいかないので、うまくズレを生むようにマップカードの場所を指定する必要があるわけですが、互いの出目について数字に関する事をいう事は一切禁止な為、かなり緊張感のあるプレイになってきます。
 両側のプレイヤーのどちらか一方でも自分より条件の出目の合計が以上であったならば移動が出来ないという事になります。
 移動が出来ないとライフに大きなダメージを受けますし、移動が出来てもサイコロの合計値の差がわずかだとやはり多少ダメージを受ける事になります。
 また、すべてのプレイヤーの処理を終えたなら噴火ポイントから順にマップカードが溶岩カードに置き換わるのですが、誰かひとりでもプレイヤー駒がいるマップタイルが溶岩カードとなったならプレイヤー側の敗北となります。
 ですので後ろで遅れ気味になっているプレイヤーがいるなら優先的に進めるように配慮する必要があります。
 そして、全プレイヤーが安全地帯に逃げ込めたなら勝利となります。
 ちなみに、先に安全地帯に逃げ込めたプレイヤーもゲームから抜けるわけではないため、サイコロを振りますし隣のプレイヤーとサイコロの出目の合計を比べる必要があります。
 その上、自分が移動できない(その場にとどまる事も移動とみなします)とダメージを受ける為、早くゴールしたら安全という事はまったくないのが非常によく出来たつくりになっていると思います。
 サイコロを使ったかなり緊張感のある協力ゲームで、かなり面白いシステムをもっているゲームだと思います。
 是非、プレイしてみてほしいゲームです。

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