
今日のテープゲームのある風景は「アンドールの伝説:リードブルグ攻城戦」です。
アンドールの伝説はいくつもの賞をとっている協力ゲームの名作で、拡張セットによって冒険者たちが様々な困難にたちむかうファンタジー映画さながらのストーリーが展開するゲームです。
今回の「アンドールの伝説:リードブルグ攻城戦」はそうしたストーリーの中でブラックドラゴンの軍勢と戦うストーリーの一部だけを抜き出して、従来のアンドールの伝説とはまったく違う新ルールで楽しめるようになっています。
アンドールの伝説はとてもよいゲームなのですが、ルールの量も多く、難易度もかなり高めで、プレイ時間も気軽にプレイしようといえるものではない(2時間はがっつりかかります)ゲームなのですが、今回の「リードブルグ攻城戦」はそのあたりを意識してあるのか、プレイ時間も1時間弱、難易度もさほど高くなく、カードゲームにまとめた事でルールも非常にシンプルなものにしあがっています。
内容としては一種のタワーディフェンスで、プレイヤーは6つの施設に次々と襲ってくるモンスターたちを倒しながら、規定のターン数以内に6つあるクエストのうち4つをクリアすれば勝利となります。
ゲームとしてはプレイヤーはそれぞれ1人のキャラクターを選び、その駒と専用の手札を受け取ります。
そしてメインボードを広げて6つ描かれているスロットに裏向きのままランダムにクエストカードを1枚づつ配置、所定の枚数の物語カードをめくってメインボードの6つのスロットの上に指定されたとおりにモンスターカードを表か裏で配置して、さらに物語カードを所定の枚数で山札にしたらゲーム開始です。
プレイヤーはスタートプレイヤーから時計周りに自分の手番がくるたびに行動を宣言して手札からカードを一枚プレイしてその効果を使用するか、休息を宣言して使用した自分のカードをすべて手札にもどして物語カードを1枚ひいて追加のモンスターカードを配置するかの二択から選びます。
手番がきたならこの二択のどちらかを選ばなくてはならず、手札がないなら休息を宣言しなければならないところがこのゲームの大事なところだといえます。
というのも、物語カードはゲーム開始時に所定の枚数で山札にしたものから引くわけですが、この山札がない状態で「休息」を宣言したならばプレイヤーは敗北となるのです。
プレイヤーがプレイするカードはキャラクターごとにかなり特徴的なものになっていて、基本的には3種類の効果の中から選ぶ事になります。
移動は自分の駒を今いるスロットから別のスロットへと移動出来ますし、この時仲間を一緒につれていく事も出来る点が大事です。
攻撃は自分がいまいるスロットの山札の一番上のモンスターカードの攻撃力以上の値のカードが出せればと罰に成功となります。
スロットにモンスターカードがなければ、そのスロットのクエストカードをくって内容を確認する事が出来ます。
これによって今回プレイユーたちが目指すべき目的が判明するのです。
特定のモンスターを倒すものだったり、クエストカードそのものがモンスターだったり、ボード上の状態を特定の形にしたりなど、様々なクエスト内容があります。
カードのめくり運ももちろんありますが、難易度としてはそれほど高いわけではありません。
ルールもシンプルですし、協力ゲームをちょっとやってみたいという方に非常におすすめです。
各カードにはたんにゲームに必要な情報だけでなく、どのようなシチュエーションなのかという内容が簡単とはいえ必ず文章としてそえられているので臨場感があがって、そういうプレイが好きな方同士でプレイすると盛り上がります。
難易度も高くないといだけでけっして簡単ではないので、しっかり参加プレイヤーが考えないと勝つことは難しいですしょう。
アンドールの伝説をプレイした事がない方にむしろおすすめのゲームで、剣と魔法のファンタジー世界をおおいに満喫できる良いゲームだと思います。
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