今日のテーブルゲームのある風景は「ティカル」です。
プレイヤーは探検家となって未知のジャングルの奥地へとすすみ、古代文明の遺跡であるジクラットを発見、発掘するとともに、その遺跡を発見したのが自分である事を証明してゆく事が目標となります。
ゲームとしては中央にゲームボードを広げて、探索タイルをＡから順番に固まりごとによくきって山札にします。
そして、各プレイヤーに選んだ色の駒を渡してゲーム開始です。
プレイヤーは手番になったら必ず探索タイルの山札の上から1枚めくって、それをすでに配置してあるタイルと一辺でよいので接触するようにしつつ、道のマークが少なくとも1本は繋がる事を条件にすきな場所に配置出来ます。
この探索タイルには森の広場のイラストとともに、得点源であるジクラットのベースとなるものや、宝飾品の発掘場所、さらにはゲーム中３回起きる決算のタイミングを決定するものなどもまじっています。
そして、その後プレイヤーは１０ポイントのアクションポイントを使い切るまで働いてくれます。
やれる事は隣のタイルへの移動、ジグラットの発掘、宝飾品の発掘、キャンプの設置、新たな隊員の召集など様々なものがあって、そのアクション毎にポイントが消費されるのですが、各プレイヤー用にそうしたやれる事の早見表(サマリー)がちゃんと用意されているので、負担はかなり軽い印象になると思います。
アクションポイントを使い切った、またはもうやれる事がない場合にパスをして、手番は次のプレイヤーへと時計回りにかわってゆきます。
そうしているうちに決算タイルがめくれますので、そうなったら一度決算です。
ただ、この時各プレイヤーは探索タイルをめくる事なくが一回づつ通常の手番のように１０ポイントのアクションポイントを消費する形で手番を実行してから自分の決算というように、決算タイルがめくられてから各プレイヤー自分の手番を１回おこなってから自分だけの決算を行なう形になります。
こうして各プレイヤーが決算を終えたなら、改めて通常通りにゲームをすすめてゆきます。
得点はジグラットが配置してあるタイルにいる駒の数が多い方がジグラットの高さ分だけ得点を得る事が出来ます。
こうしてゲームは進行してゆき、最終決算まで行うのです。
このゲームでは必要以上に他人を追い詰めず、適時外交戦略をとって、自分がもうけ過ぎないように気を配った方が勝ちやすいのではないかと思います。
毎回決算の度にもっとも点数効率が良いように動いてから得点を獲得出来るわけですが、なかなかそうそうつごう良く他のプレイヤーの手札が悪いとは考えずらいので、他のプレイヤーにジグラットの権利を奪われないように移動・配置してゆくので、後手番で振りになる時の多いです。
どの遺跡を重点的にまもって支配して、どの遺跡を切ってゆくのかの判断が常に求められます。
ルールがシンプルな分だけボードゲームになれていない方でもプレイ出来ますし、石などの駒が立体でかなり見栄えがよいので、是非プレイしてみて下さい！
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