
今日のテーブルゲームのある風景は「カラー・オブ・パリ」です。
プレイヤーは芸術の都パリで画家となって、助手に的確に指示を与えて様々な作品を発表しつつ名声を得てゆく事を目的としてしのぎをけずります。
ゲームとしてはまず中央に大きな円盤のついたゲームボードを置いて、各プレイヤーはそれぞれ個人ボードと助手駒3個を手元におき、さらに絵具を示すキューブを赤、黄色、青の1個づつもってスタートします。
各ラウンドの開始時には、プレイヤーがいどむ絵画の題材となるアートカードが4枚イーゼル型の台に配置、または補充されます。
プレイヤーは自分の手番がきたのなら、ゲームボードの円盤の外周のマスか、円盤の中心部にある3つ(性格には中央の4つ目がありますが)のマスのいずれかに自分の助手駒を1個配置します。
これを繰り返しますので、最初は全員が3回助手駒を配置する事になります。
各マスには助手駒は1個しか配置出来ないので早い者勝ちで自分にとって有用な場所を選択してゆくことになります。
マスの効果としては絵具キューブを獲得する、絵画カードにキューブを配置する、または絵具をまぜる事で混合色をつくる、白の絵具を獲得するなどがあり、さらに自分の個人ボードの効果を強化する事も出来るようになっています。
基本的には絵画カードを獲得して、そのカードに指定されている色の絵具キューブを必要な数だけ配置する為に絵具キューブを獲得したり、色を混ぜて混合色をつくったりし、それらのキューブを絵画カードに配置するといった流れとなります。
白の絵具は絵画カードに指定された色を無視して配置でき、これによって絵画カードの完成スピードを押し上げますが、完成した絵画カードの得点が低下する弱点もあります。
色を混ぜ合わせる事で獲得出来る混合色3種については、さらにそれらを混ぜ合わせると黒い絵具キューブとなり、それも大きな得点源となります。
そして、各助手駒が所定のアクションを全員行ったなら、1ラウンドが終了となるのですが、この時ゲームボードの円盤を時計回りに1マスだけ回転させます。
これによって外周で助手駒をおける場所が変化するとともに、外周ではあらかじめ助手駒が置けないエリアがつくられているのですが、そのエリアに入ったアクションは選択出来ない事になり、プレイに変化を与えてくれます。
また、回転させた後に助手駒を回収するのですが、外周のマスにいる助手駒は各プレイヤー1だけならそのまま残しておく事が出来ます。
これによって回転する事を前提に事前にアクションの予約のような事も出来るようになっているわけです。
ゲームはプレイヤー全員あわせて5個の黒絵具キューブが獲得されたか、いずれかのプレイヤーが2枚の絵画カードを完成させるとゲームが終了して、絵画カードの点数、個人ボードの成長による点数、黒絵具キューブによる点数を合計したもので競う形となります。
見た目に分かり易くでプレイもしやすいのですが、円盤の回転をコントロールするアクションマスがあって、それによって特定のアクションがつぶされ続けるとゲームが変なふうに長引いて後半だれてしまう事があるのが玉にきずです。
でも、プレイ自体は難しくないゲームですので、ボードゲームになれていないプレイヤーさんに是非一度プレイしてみてほしいゲームになっています。
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