
今日のテーブルゲームのある風景は「パパパオロ」です。
プレイヤーは若いピザ職人で、伝説のピザ職人であるパパパオロの二代目に就任すべく、街の家々にピザの素晴らしさを伝えてゆく事が目的となります。
ゲームとしては自分の街作りと配達という二つのステージが1ラウンドでセットになっている感覚です。
ゲームボードもそれにともなって半分は街タイルを配置する場所、残りの半分は配達力を決定するタイルを獲得する為の競りの場所になっています。
プレイ人数に応じて所定の数の街タイルをゲームボードに配置して、各プレイヤーは個人ボードを準備して、そこにある「資金調達力」「ピザの生産力」「直送便の限界値」「ルート分岐の限界値」の4つの項目がメーターになっているので、その一番低いレベル(個人ボード的に一番左側)でスタートします。
ゲームが開始されたなら、自分の手番がくる度にに自分の駒を街タイルが配置してある区画のどこかに配置して、そこにある街タイルを確保するか、その区画の端に示してある「資金調達」「ビザの作成」「直送便の実施」「新規チェーン店の開店」などの効果を実行するかを選ばなくてはなりません。
効果を実行すれば街タイルを確保出来ず、街タイルを確保したなら効果を実行出来ないというつくりです。
確保した街タイルは自分のピザ屋タイル(スタートタイル)に対して道が繋がるように配置する必要があります。
こうして街タイルを確保する事で各プレイヤーは独自の街作りを行なうとともに、配達先の家々を確保します。
街タイルには1つ以上の色付き屋根の家が描かれていて、その色については個人ボードの4つの項目に対応しています。
項目は4つですので、屋根の色の種類も4色となり、どの街タイルにもかならず1件以上の色付き屋根の家があり、違う色の屋根の色はありません。
赤い屋根の家があるタイルは赤い屋根の家しかないわけです。
これらの街タイルに対してピザを届ける事が目的なわけですが、1つの街タイルに描かれている色付き屋根の家すべてにピザを届けるとその色に該当する項目のレベルがあがり、より効率よくピザを作って配達出来るようになっていまきす。
全プレイヤーが自分の駒を街タイル上に配置したなら、次のステップである配達ステップとなります。
配達ステップでは配達タイルのどれを獲得出来るかを簡単な競りによって決定します。
配達タイルにはピザ屋よりいくつの街タイルを通って、いくつまでのピザを運ぶ事が出来るかが描いてある為、自分にもっとも適した配達タイルを出来るだけ安く獲得する事を目指します。
配達タイルを獲得して、全員が所定の数のピザを配達したならばラウンドが終了となります。
街タイルがあまっていれば全て破棄して、新たな街タイルを配置して、配達タイルも新しいものを並べます。
ゲームは5ラウンドつづくのですが、街タイルは完全にランダムに配置されますが、配達タイルについてはだんだん強力な効果の配達タイルになっていきます。
すこしルールが多いので、ボードゲーム初心者にはすすめにくいのですが、把握出来ないほどおおいわけではありません。
カードゲームなどのシンプルなルールではなくて、もう少しがっつりとしたプレイしごたえのあるボードゲームを求めている時に最適ともいえます。
自分の街作りと競りという二つのステップを楽しむ事が出来るので、とても楽しんでプレイ出来ると思います。
ボードゲームになれている方でも十分に楽しめるので、是非プレイしてみてほしいと思います。
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