
今日のテーブルゲームのある風景は「レス・アルカナ」です。
このゲームではプレイヤーは魔力溢れるファンタジー世界の魔道士となって様々な魔力の源をあつめてマジックアイテムを精製したり、太古の遺物を見つけ出したり、または力ある土地と自分をリンクしたり、さらにはドラゴンを召喚して他の魔道士を攻撃したりする事も出来ます。
そうしてどのプレイヤーよりも早く規定の得点に到達する事が目的となっています。
ゲームとしては、主要な得点源となる力ある土地タイルを場にならべ、さらに太古の遺物カードをよくきって山札にして2枚だけめくって近くに配置します。
そしてマジックアイテムタイルを並べて場の準備は完了です。
あとは各プレイヤーの準備ですが、火、生命、死、水、黄金の5つの魔力の源トークンを1個づつもち、さらに自分の分身となる魔道士カードが2枚配られ、さらに魔法カードが8枚配られます。
魔法カードの内容をよく考慮して2枚の魔道士カードのうち1枚を選択して、もう1枚は返却します。
そして、8枚の魔法カードをよくきって山札にして、3枚だけひいて手札にし、最後に場にならんでいるマジックアイテムを1枚自分の場に配置したらゲーム開始です。
自分の手番が来たなら、手札の魔法カードをプレイする(これは自分の場に出す事と同意です)、力ある土地の所有権を得る、すでにプレイしてあるカード(魔法カード、マジックアイテム、太古の遺跡、力ある土地など)の能力を使用する、太古の遺物カードを獲得する、手札を1枚捨てて魔力の源を2個(黄金の場合は1個)を獲得するなどのうち1つだけが実行出来ます。
なにも実行しない場合はパスを宣言して自分のマジックアイテムタイルを中央にもどして、新しいマジックアイテムを獲得します(つまり交換します)。
これを繰り返していってどのプレイヤーよりも早く10点を獲得する事を目的とします。
基本的には力ある土地が大きな得点源になっているのでそれを狙いにいくのですが、場にならんでいる関係から獲得は早い者勝ちになります。
太古の遺物についても得点をもっていて、これも上手く早く獲得し続ける事が出来れば速攻による勝利もありえる可能があります。
それらの獲得には魔力の源か必要なのですが、毎ラウンド開始時の収入を魔法カードによって増やせるので、どこまで収入を強化するのかも大切です。
こうした様々な要因が場に見える状態でならんでいますので、誰がどの場所を狙い、それに対抗するにはどういう手順で迫ればよいのかの読み合いが非常に面白いゲームです。
序盤はジリジリとした展開が続きますが、体制がととのうと序盤が嘘のように魔力の源の収入が増えますので、一気にゲーム終了までなだれ込む感じになって、そのスピード感も個人的には面白いです。
初期に配られた8枚のカードを如何に効率よく回してゴールにたどり着くかという、いわばパズルのような(全くそうは見えませんが(笑))イメージのゲームです。
その為手札からカードを捨てて魔力の源を得る行為は時として非常に強力なオプションになります。
そして決定的には全く程遠いのですが、地味な嫌がらせ効果を持つドラゴン達がいるので、ソロプレイ感は薄いと思います。
是非プレイしてみて欲しいゲームです。
イラストもボックスアート的でとても綺麗ですよ。
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