今日のテーブルゲームのある風景は「タイニータウン」です。
プレイヤーは街の建築士となって、自分の地区により多くの建物を効率よく立ててゆく事を目標とします。
ただ、問題なのは材料の発注が一本化されていない為に必要ではないものがどんどん届く可能性があるのです。
逐次届く材料を効率よくつかって素敵な街をつくりましょう。
さて、ゲームとしては、ゲーム開始時に種類毎にランダムに１枚選択された６種１枚づつの建物カードを誰もが見える所に並べて全員で確認します。
この６枚に基本建物カードである１枚を加えて７種類の建物をプレイヤーは建てる事が出来ます。
そして、各プレイヤーに目的カードを配布して、さらに碁盤４×４マスの碁盤の目のうになっている個人用のボードが配られて準備完了です。
自分の親番がまわってきたら、４種類ある素材の中から１種類を選択します。
そうしたなら、自分の含めて全プレイヤーがその素材駒を１つうけとって、自分の個人ボードのマス目のどれかに配置しなければなりません。
この配置場所と素材の種類によって建物駒を獲得出来るのですが、その位置と種類は最初にテーブルに並べた建物カードによって指定されています。
親が指定した素材駒を全員が受取り、全員が好きなマス目にそれぞれ勝手に配置して、条件がそろったプイレヤーは条件通りの素材駒を自分のボードから取り除いて、その素材駒が置いてあったいずれかのマス目に建物駒を配置する事が出来る、というアクションを一斉に全プレイヤーが行うわけです。
もちろん全員同じ素材駒を受け取るのですから、他のプレイヤーを見ながらまったく同じようにプレイする事は可能ですが、最初に配られた目的カードは全員が異なります。
目的には自分のボードにどのように建物を配置するとボーナス得点が得られるかが書いてあるので、誰かとまったく同じにした場合、多くのケースではその目的カードの差で負ける事になるというわけです。
まぁ、そもそもこういった同一素材で手順によって変化するゲームというタイプは誰かとまったくそっくりにプレイし続けるという行為をするなら参加する必要がないので、もともと非推奨なプレイという事にはなるのですが（笑）。
さて、建物を建てるには素材を特定の条件で並べる必要があるので、どの場所に建物を建ててゆくかによってどんどん建物を建てれる空間が減ってしまいますし、特定の条件でならべる事自体が出来なくなってゆきます。
こうしてマス目全てに建物と素材が配置された状態になった上に建物を建てる事が出来ない、つまりマス目を空ける事が出来ない状態になったプレイヤーから離脱してゆき、全プレイヤーが離脱したならゲーム終了となります。
ゲームが終了したなら、最初に用意した各建物のカードに得点に関する条件なども全て記載されているので、それに従って得点を獲得するとともに、自分のボードから使えなかった素材は全て破棄します。
その上でボード上で空いているマス１マスにつきマイナス点をうけた上で最終的な得点が決定されます。
個人ボードが４×４と小さく、出来る事は限られているので非常に短時間でゲームは終了すのですが、ゲーム中はもう常にどれをどこに配置するか考えていますし、他のプレイヤーが選んだ素材がどんどんくるわけですから、それをどうやって自分に有利なように配置して消費してゆくか考えているので、かなり密度の濃い時間を過ごすことになると思います。
多人数で出来ますので是非楽しんでみて欲しいと思います。
建物駒が様々な形かつカラフルな木製の駒ですので、完成した街並みは写真にとりたくなるくらい、なかなか素敵な出来栄えになるのもうれしいですよ。
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