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テーブルゲームのある風景「マン・アット・ワークス」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「マン・アット・ワークス」です。
 いわゆるアクションゲームと呼ばれるタイプのもので、プレイヤー本人の器用さや思い切りの良さ、観察力などが求められるボードゲームとなっています。
 最近「魔王の森」にボードゲームに興味があってとご来店されたり、店内を身にきたりして下さるお客様が増えているのですが、そうした皆様の質問で二番目に多いのが「ボードゲームって難しいんでしょう?」というものです。
 一口にボードゲーム(またはテーブルゲーム)といっても本当に多岐に渡っていて、人生ゲームや昔のパーティジョイ(分かってしまう人は年齢が(笑))などのようにテーブルにボードを広げるものから、ウノや花札のようにカードやタイル、札などを使用するもの、さらにはまるで棒倒しやトランプのスピードのようなプレイヤーの反射神経やバランス感覚などを使うゲームだってあります。
 さらに言えば将棋やチェスなども立派なボードゲームと言えるでしょう。
 遊び方だってそれぞれです。
 「魔王の森」では「ボードゲームは娯楽であり、皆で楽しい時間を共有する為のもの(それゆえそこには最低限の対人マナーありきでお願いしています)」というコンセプトですが、ひたすら勝ちのみを求めて将棋や囲碁のように同じゲームをひたすら修練と研鑽を重ねるかのようにプレイする楽しみ方もあるでしょう。
 ですので自分の楽しみ方にあった場所かどうか不安になる気持ちはすごくよく分かるのですが、「魔王の森」では先ほどの通り、ボードゲームは娯楽であり、娯楽である以上は参加しているみんなが楽しむ事を推奨していますので、難しいゲームが苦手な方に難しいゲームは進めませんし、苦手なタイプのゲームがあれば、それを避けるようにご案内しています。
 もちろん、ボードゲームになれてきて色々なタイプに挑戦したくなった場合はよろこんでご案内もします。
 その為に店内1000種類以上もボードゲームを揃えて、様々なタイプのゲームをご用意しているのですから(笑)。
 ちなみに一番多い質問は「何も知らないから他の方に迷惑かけてしまわないか」なのですが、誰だって最初は知らないわけですし、「魔王の森」では知らなくて当然というスタンスで説明したり遊んで頂いたりするので、そういった心配は杞憂だったという、嬉しい感想を沢山頂いております(これは私的に本当に嬉しい褒め言葉なんです)。

 ちょっと話がそれてしまったのですが、今回のゲームの「マン・アット・ワークス」は緻密な計算や記憶力やボードゲーム慣れなどとはかなり縁遠いシステムのボードゲームだと言えると思います。

 ゲームとしては灰色、白、黒、赤などさまざまな色に塗り分けられた木製の棒と、労働者の姿をした木製の人形達(きっちりヘルメットをかぶっているのが素敵です)、そしてその人形達のサイズに合わせた木材やレンガを模したパーツなどをプレイヤー全員の手がとどく場所にまとめます。
 それらのパーツをゲームの開始プレイヤーが所定のルールにしたがって場に組み上げるように配置します。
 そして、指示書となるカードを良くきって、上から1/4くらいの所に監督カードを差し入れて、各プレイヤーに労災チップを3枚くばったらゲーム開始です。
 自分の手番がきたなら、山札を1枚めくります。
 めくったカード内容と、山札の一番上のカードの背表紙の組合せでそのプレイヤーの行動が決定されます。
 背表紙には労働者か鉄骨かがかかれていて、どちらを使うかが決まります。
 そして、めくったカードの方にその決められたものをどのように配置するかが決まるのです。
 例えば「労働者を赤い鉄骨の上に配置してからその両肩にレンガを乗せる」とか、「黒い鉄骨の棒を黒以外の鉄骨二つに接するように場に配置する」などといった感じです。
 指示に従って配置している間に自分が配置しようとしているものはもちろん、既に場に配置してあったどのパーツであれ、落ちてテーブルに接触してしまったなら手番はただちに強制的に終了となって次の手番プレイヤーになるのですが、この時労災チップを場に払わなければなりません。
 もしもしっかりと指示を完遂出来たなら、次のプレイヤーの手番となります。
 前のプレイヤーが場のなにかを崩してテーブルの上に落ちていた場合、次の手番プレイヤーはそれらをまず綺麗に回収したからしか自分の指示を実行する事は出来ません。
 もしもこの回収の時に再び何かが崩れたなら、二次災害としてやはり手番は強制終了となってしまうのです。
 こうして指示書をこなしてゆくと、監督官のカードが出て来ます。
 それ以降は指示書をこなすとともに、今配置したものが、場のどれよりも高い位置になった場合、得点チップを得られるルールが追加されます(それまではある意味前哨戦です)。
 この得点チップをプレイ人数や難易度などによって決められた個数誰かが集めたならばそのプレイヤーが勝利してゲーム終了となります。

 非常にわかりやすく、まさに子供いっしょに楽しめるゲームですが、プレイしてみると思っているよりもずっと熱くなりますし盛り上がります。
 是非、何人かでプレイしてほしいゲームです。

 「魔王の森&テーブルゲーム倶楽部」は四日市の商店街アーケード街の中、三番街で「お洒落しないで普段着で気軽に利用出来るボードゲームサロン」をテーマに、子供から大人まで誰もがボードゲームを楽しんで頂ける場所として営業しております。
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 お一人様一日500円で、店内にある約1000タイトル以上のボードゲームをどれでも好きなだけ遊んで頂けます(たまに質問されるのですが、追加料金等は一切ありません。より多くの方がボードゲームに親しんで頂けるように価格を安く設定させて頂いております)。
 ボードゲームに興味はあるけどプレイした事がないという方でも、店員が丁寧にどのゲームでもルールや遊び方を説明しますし、グループでこられた場合などでも遊んでみたいゲームの雰囲気やニュアンスを言って頂ければ、プレイ人数や時間などに応じてゲームを紹介、ご案内させて頂きますし、そういった相談も喜んでお受けいたしております。
 もちろん、ご自身のボードゲームを持ち込んで頂いてプレイするのも大歓迎です。
 お一人でもグループでも、是非お気軽にボードゲームを楽しんでいってください!
 ※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。

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