
今日のテーブルゲームのある風景は「アンユージュアル・サスペクツ」です。
なかなか長いタイトルなのですが、訳すと「いつもの容疑者」くらいになるのでしょうか。
とある凶悪な事件がおきて、その犯人の目撃者が一名いるのですが容疑者が大量にいる為、見てもらう事になったのですが、あまりにショッキングな現場を見てしまった目撃者は言葉を失い、「はい」か「いいえ」しか反応出来なくなってしまっているという設定で、12名もの容疑者の中から犯人を見つけるという内容になっています。
参加者は非対称型とはなりますが、犯人を見つけるという共通の目標を達成する協力型ゲームでもあります。
ゲームとしては、まず目撃者役のプレイヤーを1名だけ決めて、他の参加者は全員犯人を判断する警察役となります。
場にはランダムに選ばれた犯人カードを3×4の長方形に12枚並べます。
この犯人カードなのですが、様々な人たちの顔のイラストになっていて、本当にバリエーションが豊富です。
そして、目撃者役のプレイヤーは真犯人カードを自分だけが見ます。
このカードには3×4の形にならべられた容疑者の中のどの位置の容疑者が犯人かがしめされています。
そこまで準備出来たらゲーム開始です。
プレイヤーは質問カードを引いて、その内容を目撃者に質問し、目撃者は犯人がその質問に該当しているかどうかを「はい」か「いいえ」のみで答えます。
これには「はい」「いいえ」カードがあるのでそのカードを提示します。
そうなのです、忘れないでください目撃者は今、ショックのあまり話す事が出来ないのです。
さらに担当捜査官がちょっと微妙なのか、質問はおかしなものばかりです。
「映画がすきそうですか?」「彼女はいそうですか?」「辛い料理は好きそうですか?」など、もっと聞くべき事があるだろう!という内容なのです(笑)。
質問1つにつき、捜査官側のプレイヤーはよく相談して、かならず1枚以上の容疑者カードを裏返さなければなりません。
裏返したカードは無罪放免したので、もう二度と表にする事はありません。
そして、最大11回の質問で見事犯人いがいのすべての容疑者を裏返しに出来たならプレイヤー達の勝利!
その途中で犯人のカードを裏返してしまったらプレイヤー達の敗北というわけです。
シンプルなルールでありながら、奇妙な質問と豊富な容疑者の顔イラストのおかけでかなり盛り上がります。
最低でも5人くらいはほしいゲームではありますが、一応その気になれば2人でも出来るは出来ます(あまりおすすめはしませんが(笑))。
お互いにイメージを見事に共有する事が出来るかどうかが勝負の分かれ目です。
目撃者役、捜査官役ともに自分勝手な認識などではなく、いかにより一般的な見地からしたらという判断が求められると思います。
気軽に出来るゲームですので、是非一度プレイしてみて下さい。
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