
今日のテーブルゲームのある風景は「エボリューション」です。
プレイヤーは種の誕生から初めて、環境に適応すべく様々な進化を自分の種族にまるで神視点のように与え、他のプレイヤーが生み出す様々な種との生存競争に打ち勝つ事を目的とします。
ゲームとしてはカードゲームで、様々な特殊能力の描かれたカードの山札をよくきって、各プレイヤーに4枚づつ配布します。
さらに、種の原型である種族タイルを1つづつ配ります。
種族タイルには数と体格のメーターがあるので、それぞれ「1」の所に目盛り用のキューブを配置してゲーム開始です。
まず全プレイヤーが手札のカード1枚を伏せた状態で中央に配置した泉タイルの上に置きます。
このカードは後に表向きにされて、食料の量が決まります。
その後でスタートプレイヤーから順番に自分の手札を使って種族タイルに特殊能力を付与したり、種族そのものの数や体格を大きくしたり、さらには新たな種族タイルを獲得して自分の管理する種族をどんどん増やす事も出来ます。
それらが終了したら、次のプレイヤーへと手番が移動します。
すべてのプレイヤーの手番が終了したなら、最初に伏せて泉タイルに配置したカードを全て表にして、カードの食料増加値の分だけ食料チップを泉に置きます。
この食料増加値はマイナスの数字も存在する為、わざと食料難を起こす事も可能となっていて、そのあたりも駆け引きのポイントとなるでしょう。
その後、再びスタートプレイヤーから食料を自分の種族達に食べさせる事になります。
今度は手番がくる度に泉タイルから1つだけ食料チップを獲得して自分の種族タイルの上に配置して手番を次のプレイヤーにまわし、何周もこれをくりかえす事で、泉タイル上の食料チップが全てなくなるか、全てのプレイヤーの種族タイル上の数のメーター分だけ食料チップが配置されるかするまで続けます。
もしも数よりも食料チップが少ない状態で泉タイル上の食料が枯渇してしまったなら、その足りない分だけ数メーターを減らさなければなりません。
この時に特殊能力を大いに活躍して、一気に2つや3つ食料チップを獲得出来たり、そもそも泉タイル上のチップに頼らずに獲得出来たり、さらには肉食動物は他の種族タイル上の数を減らす事で食料チップを独自に獲得したりするのです。
ラウンドの終了時には全ての種族タイル上の食料チップは各プレイヤーのついたての裏に移動します。
ゲーム終了時にはこのチップの数がそのまま得点になるのです。
カードゲームな上に非常に多くの効果が文章として描かれている為、最初の頃はどんな能力があって、何がより有効なのか非常に分かり難い部分がありますし、その場その場で明らかに最適解のカードがあるので、それを引いてこれるかどうかという運がゲームに大きく影響してしまうのは確かですが、そういったいわゆるテキストゲームと呼ばれるタイプに苦手意識がなければ様々な効果を駆使してゲームを楽しめると思います。
ただ、このゲームはあくまで種の存亡をかけた戦いである為、一度順位を下げて種が弱体化すると、周囲のプレイヤーから徹底的に狩られてしまう、まさに弱肉強食の光景が展開します(笑)。
そういったなかなかに生々しい展開になるのもまた面白いゲームだと思います。
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