
今日のテーブルゲームのある風景は「5×5シティ」です。
プレイヤーは街の責任者となって、よりよい街づくりに邁進すべく、住民達が暮らしやすい、様々な条件に見合った建物を誘致して建築しなければいけません。
そうする事で住民の満足度もあがり、街の評判も高まるというわけです。
ゲームとしては各プレイヤーに5×5マスに区切られた個人ボードが配られます。
そして、全員共通で、その25マスを12分割した建築予定カードを用意して、1~12まで描かれた建築順番を決めるカードを裏向きにしてよくきって山札にしておきます。
これをめくって、そのナンバーと建築予定カードをみくらべて、表示されている区画に所定の建物タイルを配置するという流れになります。
建物タイルは学校、工場、住宅、駅、倉庫、商店などさまざまなものが用意されていて、それを付属の袋の中に入れてよく混ぜて、毎回カードによって指定された区画のマス目分の建物タイルのセット引いて、それをプレイ人数+1セット用意します。
つまり、指定された区画が2マスの区画ならば、2枚づつのセットをプレイ人数+1セット用意するわけです。
こうして用意されたセットをスタートプレイヤーから順に獲得してゆきます。
獲得したなら、それを所定の区画に必ず配置しなければいけません。
各建物ごとにどの建物の隣ならば点数が上がる、または下がるといったルールが決まっている為、今後出てくるはずの建物を予想したり、またはつじつまを合わせる形で配置してゆくわけです。
ゲーム序盤はなんて事はないのですが、中盤から後半にかけて、他のプレイヤーが取りたい建物タイルは決まってくる為、勝ちを目指すのであれば、他のプレイヤーの集めている種類のタイルをわざと先にとってしまうといった形で、前手番のプレイヤーがその後手番のプレイヤーの選択肢を狭めていくプレイが必須といえます。
それでも最初に袋から引かれるタイルの種類によっては完全にコントロールするのは難しいバランスにはなっています。
そこまで順位に目くじらをたてないのであれば、より良い点数を自分が得られるように各プレイヤーが自分の信じるよりよい配置の街をつくってゆく事になるでしょう。
ゲームのルールは非常にシンプルですので、ボードゲームになれていない方でも十分プレイできます。
建物同士の組合せによる点数について、その種類が多いので最初は面食らいますが、ゆっくりプレイしてゆけば問題はないと思います。
逆に勝ちこそすべてとプレイするのなら、どのセットを選択するかは5秒以内などのきっちり時間を計る方が良いゲームになるでしょう。
どのプレイスタイルでも楽しめる良いゲームだと思います。
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