今日のテーブルゲームのある風景は「コミッククリエイター」です。
いわゆる同人ゲームに分類されるメーカーではなく、サークルさんが販売元になっているゲームなのですが、昨今の同人ゲームの出来のよさは箱や内容物(コンポーネントと呼ばれます)のクォリティも素晴らしくて、メーカーさんの商品となんの遜色もないくらいです。
この「コミッククリエイター」も外箱やカード、同梱されているダイスの質やカードのイラスト、そして何よりそのテキストの読みやすさなど、非常にプレイしやいものに仕上がっています。
ゲームの背景としては漫画家となって様々なアイテムや助力を得ながら作品を仕上げてゆくというテーマのダイスゲームとなっています。
ゲームとしては得点カード、アイテムカードのそれぞれのカードを個別によく混ぜて、二つの山札にします。
そして、それぞれ3枚づつ表にして並べます。
そして、アシストカードと呼ばれる使い捨てカードを各プレイヤーに2枚づつくばり、さらに各プレイヤーは白いダイスを2個づつ渡されます。
ゲームが開始されたなら各プレイヤーは自分の白いダイスを振ったあと、プレイヤー人数によって決められた数の緑のダイスをスタートプレイヤーが全てふり、そのダイスを出目を変えないように時計回りに順番に1つづつ獲得してゆきます。
こうして各プレイヤーは緑と白のダイスをもってラウンドを開始するわけです。
自分の手番がきたなら、山札から新しいカードを1枚めくる自由があり(めくらない自由もあります)、その後得点カードかアイテムカードのいずれか1枚を各カードによって指定されているダイスの出目を揃えるようにして自分のダイスを使用済にして獲得する事が出来ます。
得点カードはその名の通りこのゲームに勝利する為には集めなければいけいなカードで、支払うダイスの出目の難易度によって様々な点数が決まっていて、合計15点分集めたプレイヤーが勝者となります。
アイテムカードはダイスの数を増やしたり、出目を変化させたりといった効果をもつカード達で、得点カードを確実に得るためには必要になってくるカードです。
序盤はアイテムカードで地盤を固めて、中盤から一気に得点カードの獲得ラッシュになるのがこのゲームの特徴だと思います。
アイテムカードは自分の手番がくる度に1枚しか使用出来ないルールなので、あまりに沢山もっていても意味がないのは良い縛りになっていると思います。
さらに全員がラウンドの開始時にに獲得する緑色のダイスですが、カードを獲得するには必ず支払うダイスの中に緑のダイスが最低1個混じっていなければならないというルールによって、ダイスの出目を操作するカードの価値があげられていて、とても良いバランスになっています。
また、現実に漫画やイラストを趣味で描いている、または仕事として描いている方にとって、各カードのカード名はかなり「描いてる時のあるあるネタ」だそうでして、「そのカードは現実にほしい!」とか「それは聞きたくない!」などと面白い反応がみれたりします(笑)。
ワイワイとみんなでダイスゲームをしたい時に是非お勧めしたいゲームです。
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