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テーブルゲームのある風景「ブラッド・オン・イングリッシュマン」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ブラッド・オブ・オン・イングリッシュマン」です。
 童話のジャックと豆の木をテーマにした2人対戦専用のボードゲームです。
 ボードゲームに興味があってご来店して下さるお客様の半分くらいは2人専用のボードゲームがある事に驚かれる事も多くて、テーブルゲームというカテゴライズでいえば、有名なといっていい将棋、囲碁、チェスといったボードゲームは2人対戦専用なわけなのですが、ボードゲームとそういったゲームが結びついていないのが現実なのだな、奇妙に感心してしまったりします。
 この「ブラッド・オブ・オン・イングリッシュマン」についてはそうした2人対戦専用なのですが、対戦する2人の勝利条件が異なり、プレイ出来る内容も異なるという、いわゆる非対称型の対戦ゲームになっている事が大きな特徴です。

 ゲームとしては使用されるカードとして1~9まで蔦カードが各4枚づつと、グース、ゴールド、ハープの財宝カードが各2枚、そして巨人のフィ、フー、フーム、フムの4人が各2枚づつで50枚で構成されています。
 これを良く切って10枚づつの5列に並べます。
 さて、ここからゲームがスタートするのですが、プレイヤーはジャック側と巨人側のどちらかを担当します。
 ジャック側は毎手番ごとに3回行動する事ができ、各列の一番手前、または一番後ろから蔦カードを自分の手元に置くことで蔦を登り、6枚並べたら最後に宝物カードのいずれかを配置する事を目的とします。
 ただし蔦カードについてはかならず数字がおおきくなるようにしか並べられません。
 そして、3種類の宝物の為に、3列自分の前に完成させたなら勝利となります。
 対する巨人の方は毎手番の1回しか行動できず、下のカードを4枚一気に動かすなど出来て、4人の巨人を一つの列に間に何も入れずに並べるか、4つの列の手前に4人の巨人全員が並ぶかすると勝利となります。
 しかしながら、いかんせん列の後ろを触る事が出来ないのがあまりにつらく、3回行動のジャックに対してかなり苦しい展開になってしまいます。
 ジャックが3列目を作るときに減ってきたカードの配置などを利用して綿密な計画から一気に勝利をもぎ取るのが巨人側の戦略のように感じられます。
 互いにやれることも目的も異なるゲームなのに、しっかりと対戦ゲームとして成り立っているのは本当に素晴らしいし、プレイしていてとても楽しくなります。
 たいていは一戦終わった後、互いに役割を交換してもう一戦プレイされていて、是非プレイしてみてほしいゲームになっています。

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 ※ボードゲームについてはあくまでボードゲームカフェとして営業しておりますのでボードゲームの販売はしておりません、販売についてはミニチュアゲームのみとなっておりますので、どうぞご了承下さい。

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