
今日のテーブルゲームのある風景は「シトラス」です。
プレイヤーは果樹園の開拓者兼オーナーとなって、荒地を開拓してより広く、より良い敷地の果樹園をつくりだす事が目的ですが、土地はそれほど肥沃とはいえないので、開拓の中心となる水地から同じ種類の果樹は植えられないのです。
いかにして他の開拓者よりも良い土地と種類を植えてゆくかが腕のみせどろことなります。
ゲームとしては碁盤の目のようにマスで区切られたメインボードと、育てるべき4種の果樹園タイルを置く市場ボードを全員の手の届くところに広げます。
メインボードには最初の開拓開始地であるマーカー3つを所定のマス目に配置して、市場ボードにはマス目を埋めるように四種の果樹園タイルを袋にいれてからランダムに出して配置します。
各プレイヤーは自分の色の労働者駒を受け取ります。
一応プレイヤーの個人ボードもあるのですが、所持金の管理をメインに使うくらいです。
ゲームが開始されて手番がきたなら、市場ボードから果樹園タイルを購入するか、メインボードにいる労働者を手元にもどして資金を得るかをしなくてはなりません。
市場ボードについては縦、または横一列の果樹園タイルをすべて買う必要があるのですが、誰かが一列購入すれば、そこは空マスとなって補充はしばらくされないため、手番順などによっては1枚しか購入できない事もあります。
市場ボードは果樹園タイルが所定の枚数よりも少なくなったなら、そのターンのプレイヤーが袋から1枚だしては空のマスに配置する、という行為をマス目が全て埋まるまで行います。
基本的には同じ種類の果樹園タイルを一気に購入した方がプレイが楽な為、この配置の時には駆け引きが発生してしまう事でしよう。
果樹園タイルを購入したならそれをとっておくことは出来ず、必ずすぐさまメインボードに配置しなければなりません。
配置場所は開拓開始地に辺でせっしているマスか、自分の労働者が配置してある果樹園と同じ種類の果樹園タイルを辺でせっするように配置するかになります。
さらに、開拓開始地の4つの辺には全てことなる果樹園タイルしか配置出来ない為、市場ボードでどのタイルを購入するかはかなり考える事になります。
また、開拓開始地の周囲のマス全て(縦横だけでなく斜めも含む周囲8マス)にタイルが配置されたならそこで得点計算を行う必要があります。
市場で果樹園タイルを購入する場合、2~3ラウンドで早々に資金がそこをつくのが珍しくありません。
資金調達の方法はメインボードに配置してある自分の労働者駒を手元にもどすこどで、これによって資金を得る事が出来ます。
自分のタイルを沢山つなげてあるほど資金は手に入るのですが、そうしたエリアは得点計算の時には大量の得点を生み出します。
どこの労働者をもどし、さらにどこに配置しなおすのかといった事を終始考え続ける必要があります。
陣取り要素まるだしのパズル的なゲームですが、ルールは最初混乱するものの落ち着いてプレイすればそれほど難しいものではない為、陣取り型ボードゲームをあまりプレイした事なくても十分に対処できる思います。
是非プレイしてみて欲しいゲームです。
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