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テーブルゲームのある風景「ゼンマスター」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ゼンマスター」です。
 プレイヤーはお題カードを見てカードをプレイしてゆき、勝利すると黒い棒が、最下位になると白い棒が手に入ってしまうので、最終的に手元に1本も棒がないような状態になれるようプレイする事を目的とします。

 ゲームとしては1~50までの数字がかかれたカードを良くきって、プレイヤーに規定の枚数づつ配ります。
 そして、お題カードもよくきって、一枚だけ表にしてゲームを開始します。
 お題カードには勝利したなら黒い棒を何本獲得しなければいけないか、最下位なら白い棒を何本獲得しなければいけなかいかが記されています。
 手番がきたら、手札のカードを一枚プレイするだけで、全プレイヤーが一枚づつプレイしたならその手番は終了して、もっとも大きな数字を出したプレイヤーが勝者となり、もっとも小さい数字をだしたプレイヤーが最下位となります。
 お題カードを確認して、それぞれ黒い棒と白い棒を獲得しなければなりません。
 ただし、黒い棒と白い棒は相殺されて、黒い棒を持っている時に白い棒を獲得しなければならない場合、黒い棒がなくなるまでストックに戻して、その本数分白い棒を貰った扱いにして、持っていた黒い棒の数以上白い棒を獲得してしまう場合のみ、白い棒をその差分獲得します(当然もう手元には黒い棒は残っていないはずです)。
 これは逆もまたしかりです。
 ゲームは全員が手札がなくなったなら精算終了となり、黒いでも白でも棒はすべて1本マイナス1点となってしまいます。
 ですので、ゲーム中は黒い棒を持っている人は白い棒を得たいから最下位になりたくて、白い棒を持っている人は黒い棒が欲しいので勝ちたいというように棒の色でどのプレイヤーが今勝ちたいのか勝ちたくないのかが分かるようになっていて、そこで駆け引きが発生するようになっています。
 非常にシンプルなルールで、ゲームの説明だけされると、それってちゃんとゲームになるの?と思うかもしれませんが、なかなかどうして、勝ちたい人、負けたい人、そもそもそのどたらにもなりたくない人のプレイが如実に違う為、手札のカードを予測してプレイする事でなかなか面白い展開を楽しむ事が出来るようになっています。
 だれでもプレイ出来て、プレイしてみると勝利するのがなかなか難しくて考えさせられるゲームというのはプレイしがいもあると思いますので、是非プレイしてみて欲しいと思います。
 さて、ゲームとは全然関係ないのですが、ゲームのタイトルが「ゼンマスター」で、カードの図案が全てマッチなのはどういう解釈をすればよいのか考えさせられてしまいます(笑)。
 さらに黒と白で打ち消し合うので、陰陽についてのイメージをもてばよいのか、そもそも陰陽と禅とはかなり方向性がちがうから関係ないのではないか?など、本来のゲームとは関係ない所がいろいろと気になってしまうゲームでもあります(笑)。

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