
今日のテーブルゲームのある風景は「センチュリー:イースタンワンダー」です。
去年発売されたセンチュリースパイスロードというボードゲームのシリーズ物として発売されたもので、センチュリースパイスロードがシルクロードを旅して香辛料などを取り引きする事をテーマとしていたのに対して、今回の「センチュリー:イースタンワンダー」は東方の島々での交易をテーマしています。
かなり美しいタイルを自由にならべてゲームボードをつくるのですが、その絵柄が外国の方が見た東洋といった感じ満載で、桟橋の真ん中に鳥居があったり、中国風の建物のとなりでインドネシア風の仏像があったりとみているだけでもかなり楽しめます。
さて、ゲームとしてはまずタイルを自由に配置してゲームボードを構築して、その四方に港タイルを配置します。
各プレイヤーは個人ボードに交易所駒を所定のマス内に配置(20個配置します)して、さらに自分の駒を盤面の港タイル以外のどのタイルの上でもよいので配置します。
そして、4つの港タイルに得点チップを1枚づつ配置して準備完了です。
自分の手番が来たなら、自分の駒を1タイルまで移動して、各タイルに描いてある交換レートにしたがって自分の手持ちの香辛料(4種類あります)を交換する事が出来ます。
香辛料を1個手番開始時にいるタイルにおいた個数だけ移動力は伸ばす事が出来るのですが、得点を取る為には港タイルにいって得点チップに指定されている香辛料を支払う事で得点になる為、香辛料は出来れば払いたくないものです。
さらに、タイルの上にだれもまだ交易所を置いていなければ無料で交易所を配置でき、もしもだれかが配置しているなら、配置コストを支払って配置します。
この交易所を所定の数配置するとゲーム中ずっと使用出来るボーナスを得たり、ゲーム終了時に得点になったりします。
一度タイルを並べてゲームボードを構築すると、じつは運の要素がほとんどなくなり、交換を最短でどのルートでいくのかというパズルと、交易所をいかに先んじて配置するかという陣取りの要素がからみあってくるという中々曲者のゲームです。
相手のルートを先取りして自分の交易所を配置しつつ、得点化の為に港に置いてあるチップに指定された香辛料を相手よりも一手で良いので早く集めて到着する事が求められて、全ての要素は公開情報となっているので完全な心理戦が漫画のように展開することになります。
逆に言うと完全なガチゲームという言い方も出来るのですが(笑)。
そうしたゲームが好きな方にはたまらなく面白いゲームですので、お好きな方は是非プレイしてほしいと思います。
きっとハマるくらい面白いですよ。
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