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テーブルゲームのある風景「ニコニコの森」

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 今日のテーブルゲームのある風景は「ニコニコの森」です。
 日本語版としては先日発売されたばかりのもので、プレイヤーは不思議の世界の住人となって、蛍をつかって森の仲間達を呼び寄せようとしています。
 ところが、蛍によってくるのは良い仲間だけではなく、悪さばかりをする良くない者達も集まってしまうのです。
 なんとかして良い仲間だけを呼べるように、というか悪いやつらは他のプレイヤーに押し付けて(そう考えると結構ヒドイですよね(笑))しまうようにしてゆきます。

 ゲームとしてはプレイヤー人数に合わせて枚数を調整したカードを良く切って山札にして、プレイヤー人数だけ表にして並べます。
 各プレイヤーは蛍トークンを6個だけもってゲームを開始するのですが、この蛍トークンの全体の総量はゲームを通じて決して増える事も減る事もありません。
 つまり自分の蛍トークンが減っている状態ならば、必ず誰かの蛍トークンがその分だけ増えているという事になりますし、逆に増えているならば、必ずだれかが減っている事になるわけです。
 カードには中々ユニークな姿の森の仲間達が描かれているのですが、ゲーム的には5~-5までのカードの種類があります。
 それらのいずれかが表向きになるのですが、必ず左から小さい順にならべて配置します。
 ゲームのルールは至ってシンプルで、自分の手番が来たら蛍トークン1個をもっとも左側のカードの上に配置するか、すでに蛍トークンが1個以上配置されている一番左のカードをその上に乗っている蛍トークンごと1枚獲得してそのラウンドから抜けるかの2択となります。
 左にいくほど小さい数字にカードをめくって並べたのですから、多くの場合一番左はマイナスの数字のカードとなっていて、右に行くほど大きい数字になっています。
 ですので、最初は出来るだけカードを取りたくないので蛍トークンを置いて手番を次のプレイヤーに回したいのですが、蛍トークンの自動的な支給がない為、カードを獲得した時に上に乗っている蛍トークンによってのみ補給出来るシステムになっていて、どこかで誰かが我慢出来なくなりますし、無理して頑張ってしまうとゲームは10ラウンド続くので、後が続かなくなってしまうようになっています。
 さらにゲームを面白くしているのが、ほとんどカードには左上に4色いずれかのマークが描かれているのですが、すでに獲得しているカードと新たに獲得したカードのマークが同色のものだった場合、その2枚は対消滅して手元から強制的に失われてしまうのです。
 これはマイナスのカードを上手く失くしてしまう事にも勿論利用出来ますが、他のプレイヤーが獲得している大きな数字のプラスのカードと同じ色のカードを取らせる事で失くしてしまわせる事が出来る事も意味しています。
 プレイ時間も短く、シンプルなルールで誰でもプレイ出来るのに考える部分がしっかりあるので、誰でも楽しめるゲームだと思います。

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